最近腰痛対策のマットレスとして最近かなり話題になっているモットンを購入しました。
球界のレジェンドでもある山本昌さんも愛用しているといことで、知名度もかなり上がってきています。
自然な寝返りをサポートする腰痛対策のマットレスとして販売されているモットンですが、私の方でも実際に使ってみて今までのマットレスとどれくらい違いがあるのか確かめてみることにしました。
ちなみに私は今まではショップジャパンのトゥルースリーパーのダブルサイズを使っていたので、そこそこ満足はしていました。ただ、それでもたまに夜中に目が覚める事があったり、朝起きた時にカラダがダルいような感じもあったので今回モットンに買い換えることにしています。
目次
モットン使用前のカラダの悩み
モットンを買おうかどうかで迷っているということは睡眠関係の悩みやカラダの悩みを抱えている人がほとんどだと思います。
私も例外ではなく、睡眠の質が悪化しがちな悩みと腰や肩の痛みなど色々と悩んだ末にモットンにたどり着いたという経緯があります。
私がモットンを使う以前から持っていた悩みを以下にまとめてみました。
- 慢性的な肩こり
- 腰の痛みで目が覚める事がある
- 朝起きた時にカラダが重い
- 寝違えで首が痛くなることが多い
- 寝つきが悪くて寝るまでに時間がかかる
- 頻繁に偏頭痛が起きる
ざっとまとめただけでこれだけあります。
改めて見返すだけでどんだけカラダの至る所に痛みを抱えているのかっていうくらい痛みを感じている箇所が多いですね。
こんなに色々なところに痛みを抱えている状況でよく今まで普通に日常生活が送れていたなと思うレベルです。
流石にモットンにマットレスを切り替えることでこの全てが解消されるとまでは思っていませんが、こういった日常レベルの悩みが少しでも緩和されて楽になるなら嬉しいですよね。
モットンってどんなマットレスなのか?5行でまとめると
マットレスと言ってもピンからキリまであるので、安いものを選ぼうと思えば1万円以下で探すこともできます。そんななかなぜモットンを選ぶことにしたのか?というところが気になっている方も多いでしょう。
- モットンの反発力が寝返りをサポート
- 体圧分散によって腰にかかる負担を軽減
- 耐久性が高く一度購入すれば10年以上使える
- 通気性がいいから蒸れにくい
- 圧倒的に寝心地がよくて気持ちいい
ざっとこんなマットレスがモットンとなります。マットレスだけで厚みが10cmあるのでベッドがなくてもモットンだけで床や畳において寝ることもできます。普通に布団を床に敷いて寝ている人などはまるっとモットンに切り替えることもできるがいいですね。
また、ベッドに敷くこともできるので今まで使っていたベッドをそのまま利用することもできます。
実際に購入して使ってみた口コミ
今回こちらではWサイズで注文をしました。
ヤマト運輸で注文から3日後には届いたので、対応はスムーズだったと思います。
予想以上の小さい箱
届いて最初に感じたのは箱が予想以上に小さいということでした。
Wサイズですからかなりの大きさになっているのだろうなと最初からある程度は覚悟していたのですが、完全に届いてみて予想を覆されました。
私も最初に見た時はWサイズなのにこんなに小さいはずがない!これはは注文ミスでも起きてシングルが届いたのではないか?と疑ってしまうほどでした。
ちなみに外箱のダンボールを開封すると中にはしっかりモットンのデザインが入った箱が入っていました。
圧縮された状態で届きます
こちらの手間がモットンの箱です。身長160cm未満の私の腰より少し下くらいのサイズなので本当に小さいです。ちなみに奥に見えているのがトゥルースリーパーのダブルサイズです。
モットンの箱を開封するとモットンが丸く折りたたまれている状態で入っていました。凄くぺったんこですけど、これが本当に厚み10cmのマットレスになるの?と疑わしくなってもしかして注文するの間違っちゃった?という不安すらありました。
取り出してみるとこんな感じです。この状態でもまだWサイズとはとても思えないくらいに小さいですね。やっぱり、これがマットレスになるようにはとても見えませんね(笑)
外側のビニールを破って中身を出してみると、さらにもう1枚圧縮ビニールのようなものに包まれていました。なるほど、これは真空パックでガッチガチに圧縮されているパターンなのね!っとここで間違いではなかったことに気がつきました。
写真のようにかなり細かく折りたたまれているので、広げてみました。
どうやら六つ折にまで折りたたまれていたようです。よくダブルサイズのマットレスがここまで小さくなるまで圧縮できたなとかなり驚きました。
圧縮ビニールから開封してみます!
内側の圧縮ビニールを開封していく様子を動画にまとめてみました。
ビニールを少し破った時点でどんどん空気を吸い込んでモットンが膨らんでいきます。完全に真空パックになっているからここまで小さく圧縮できていたのですね。
あんなにぺったんこだったのに、ものの数秒ですぐに普通のマットレスよりも分厚いサイズにまで膨らみました。
完全に膨らんだ時点でサイズはしっかり普通のマットレスのWサイズと同じサイズになりました。三つ折りとかではないので変な隙間ができたりすることがないのも個人的に気に入っています。
ダブルだと大きいのでそのままの状態で押入れにしまうのはかなり厳しいところがありますが、購入時に三つ折りにする時に使えるゴムバンドがついてきているので、そちらを使って三つ折りにすれば押し入れにも収納可能になります。
サラッサラなさわり心地で気持ちいい
モットンの表面にはカバーが最初からついているのですが、その触り心地が柔らかいベロア素材のような感じですっごいサラサラしています。
カバーは取り外して洗う事ができるうようなので、開封したままの状態で寝ても問題ないようです。
私はカバーをつける派なので、夏はひんやりカバーで冬は暖かいカバーをつけて季節ごとにカバーを洗うような感じで使っていくつもりです。
寝っ転がってみた第一印象
まずさっそく寝っ転がってみたのですが、第一印象としては雲の上に寝そべっているような感覚という感じでした。
厚みがあるからフローリングのうえに敷いていてもしっかりカラダ全体を支えてくれる安定感と安心感があります。
厚みが凄い!10cmの厚さが寝心地の良さの理由に
モットンのマットレスは厚みが10cmです。対して、今まで使っていたトゥルースリーパーは厚みが7cmということで3cmの差があります。
10cmと7cmではやはり乗ってみたときの体感も全く違っているので比べてみるとこの厚みのありがたみがよく理解できます。
この厚みがあるからこその反発力で体圧分散が可能になっているのでしょう。同じダブルサイズでも全く別物と言ってもいいくらいに見た目のボリューム感も違いますよね。
ニオイはどう?
何やらモットンのリニューアル前はウレタンフォームの独特なニオイで臭いという意見もあったようですが、私が購入したのはすでにリニューアルされた後のモットンだったからか特に開封時も寝そべってみた時点でニオイが気になることはなかったです。
厳密に言うと全く無臭というわけではなく、家具屋さんのようなニオイが少しありますが、直接鼻を近づけて嗅ごうとしない限りは気になるレベルではないと思います。
モットンは週に1回お手入れをすることで長持ちする
モットンはウレタンフォームを素材として使っている関係で、底面に湿気が溜まってくるようになります。湿気が溜まるとカビの原因となってしまって品質が劣化しやすくなるので長く使い続けるためにも定期的にお手入れをする必要があります。
ウレタンフォームは直射日光には弱い素材となっているので、直射日光が当たらない風通しのいい場所に立てかけるような形でおていれをするのがベストです。
寝室に窓がない場合は布団圧縮袋や除湿機などを使って湿気を乾燥させるようにしていくといいです。
このお手入れについては週に1回くらいで十分なので毎日しないといけないというわけではありません。
ちなみにメーカーの公式でも書かれていますが、2週間に1回くらいのペースでモットンの上下を逆にして使うようにしてローテーションさせることでさらに長持ちするとのことです。
カバーをつけてみました
モットンが届いたのが7月半ばでもうかなりの湿気と暑さにやられていた時期だったので、モットンに直接寝るのではなくカバーを装着することにしました。
ニトリのNクールを夏から秋までつかって、冬から春頃まではNウォームを使っていく予定です。
モットンは厚みが結構ありますが、普通にこういった一般的なマットレス用のカバーもつけることができました。
1日寝てみた結果
開封した日の夜から早速これまでお世話になっていたトゥルースリーパーとお別れをして、モットンに切り替えて寝てみました。
やはり最初の印象と全く一緒で、雲の上に寝ているような印象で腰や肩、首などにかかる負担が少なくて気持ちいいです。
ちなみにものの5分もしないうちにグッスリ眠りに落ちて気づいたら朝になっていました。
初日からグッスリ寝すぎて寝坊しました(笑)
まず私は睡眠の質が最近かなり悪くなっていて、夜中に何度も目が覚めますし、朝方でまだもう少し寝ていたいような時間でも目が覚めるようなことが多い状態でした。
しかしモットンで寝てみた初日の時点で完全にグッスリ熟睡してしまったため、夜の1時くらいに寝たのですが起きたのは昼前の11時頃でした・・・(笑)
寝すぎてしまってその日は夕方まで若干頭が痛くなりましたが、これまでのように寝ている途中で目が覚めるようなことがなかったのには驚きました。完全にモットンに入って気がついたら朝になっていたというような感覚です。
その日はお休みの日だったので寝坊をしても別によかったのですが、平日にこれをやってしまうとある意味大変ですから目覚まし時計は入念に確認してしっかりかけておいた方がいいですね。
その翌日しっかり目覚ましをかけて寝てみると
初日は目覚ましをかけずにお試しで寝てみたので、熟睡しすぎて大寝坊するという失態をやらかしましたが次の日からは7時間ほど寝るような感じに目覚ましをセットして寝てみることにしました。
なぜかその日からは目覚ましが鳴り出す寸前にふと目覚めるような感じになりましたが、夜中に目覚めたりすることは一回もなく朝までまとまった睡眠をきちんととれるようになりました。
目覚ましをかけたという潜在意識があるからか目覚ましの直前に起きるわけですが、寝すぎることもなくなったので起きたときに頭がスッキリした感じで目覚めは非常に良いです。
慢性的な腰痛がすぐに良くなるわけではない
私も普段から腰に痛みがあって、酷いときだと腰の痛みで目覚めることもあったのですが、モットンを使うようになってからは少なくとも腰の痛みで目覚めるという最悪な目覚め方をしてしまうことはなくなりました。
ただ、起きてからの腰痛はモットンで寝るようになってからすぐに治ったりはしていません。前かがみになってものを取ろうとした時やデスクワークが長引いているような時に痛みを感じることは今でもあります。
結局ネットの口コミは信じていいの?
モットンの口コミはネットでもかなりたくさん出回っていますが、いい内容の口コミもあれば悪い内容の口コミもたくさんあります。
まぁ、このサイトもネットの口コミであることに違いはないのですが、信頼してもいい口コミとそうではない口コミがあるのでなんでもかんでもネットに書かれていることを鵜呑みにするべきではないと思います。
モットンの口コミに関してはわりとネットでボロッカスに叩いているような口コミもあるのですが、実際に使ってないのに悪い口コミを書いて違う商品へ誘導しているだけのサイトなどもあるのでその点はしっかり見極めてチェックした方がいいと思います。
ただ、腰痛対策としてモットンを買っている人は、モットンに切り替えてもすぐに腰痛がなくなるわけではないのでそこで不満を漏らしているということはあるかもしれませんね。
結局腰痛の原因って日常生活のなかでの腰への負担の蓄積と筋肉の凝りにあるので、できるだけ睡眠中に腰にかかる負担を少なくすることで少しずつ負担を減らして腰の筋肉や血液の凝り固まりを解消する必要があります。
慢性的な腰痛を緩和するという目的であれば半年くらいのスパンをみてモットンを使っていかないと日常生活上の腰の痛みなどの改善という結果はなかなか出てこないものです。
なのでネットの口コミは半分本当で半分は嘘というのが現状と捉えておくのがいいですね。
モットンを使い続けて3ヶ月が経過しました
あれよあれよとモットンを購入して使いはじめてから3ヶ月ほど経過したのですが、この時点で私がモットンを使いはじめる前の段階で悩みだと言っていた色々な箇所の痛みがほとんど消えてなくなっています。
- 慢性的な肩こり
- 慢性的なカラダの怠さ
- 起床時のカラダの重さ
- 寝付くまでに時間がかかる
- 頻繁に起きていた偏頭痛
3ヶ月ほどモットンを使用して寝るようになった時点で私の場合は上記のような結果となりました。
あくまでも一個人の結果ですので、全員が必ずこの結果になるというわけではないですが継続してモットンを使っていけば日に日に不快に思っていた症状が治まっていくような印象でした。
月に2回程度は整体に通って調整をしていますが、整体へ通うペースは月1回くらいに減っています。今までは整体に通っていてもしばらくすると痛みが出てくるような状態が続いていたわけですが、モットンで寝るようになってからはそれがなくなっています。
流石にヘルニアなどがモットンで治るということはないですが、ただ腰への負担が多くて慢性的に腰が痛くなっているような人であれば3ヶ月程度の短い期間でもかなり違いがわかるようになるのではないでしょうか。
価格や購入方法についての評価
モットンの価格はサイズによって3つに分かれています。
以下に価格表をまとめてみました。
サイズ | 通常価格 | 限定価格 |
シングル | 59,800円 | 39,800円 |
セミダブル | 69,800円 | 49,800円 |
ダブル | 79,800円 | 59,800円 |
全てのサイズが現在お試しキャンペーン中ということで全サイズ2万円引きで販売されています。
ちなみに価格には関係ないですが硬さが100N・140N・170Nから選ぶことができるようになっています。100Nが一番柔らかくて、170Nが一番硬いです。購入するときはサイズと硬さだけ選んで注文するという形になります。
私がこれまで2年ほど使っていたトゥルースリーパーと比較をすると価格的には約2倍となっています。普通のマットレスとして考えるとかなり高いと言わざるを得ないですが、今後10年使っていくことを考えれば年間の負担はダブルサイズでも5,980円で済みます。
90日間の返金保証あり
モットンは90日間の返金保証がついています。そのため開封して使った後でも90日間の間であれば返金してもらうことができます。
いくらいい素材で日本人の体型に合わせて作られているマットレスと言っても合う合わないはあるので、使ってみないと本当に満足できるかどうかは分からない部分があります。決して安い買い物ではないので、せっかくモットンを買ったのに合わなかったとしてもそれで諦めるわけにはいかないですよね。
モットンであれば購入から90日間の返金保証期間があるので、約3ヶ月間使い続けて本当に自分の体型に合っているのかじっくり吟味する余裕があります。
90日間使ってみて満足ができているならそのまま使い続ければいいですし、もしカラダに合わないなどの理由から満足できていないならばやや手間はあっても返金してもらって別のマットレスを探すということもできるわけです。
モットンの総合評価
今回は腰痛対策マットレスのモットンを購入して実際に使いながら眠ってみた上で感じた感想などを徹底的にまとめてきました。
人生の3分1の時間を過ごすマットレスですから、できるだけ良いものを使いたいという思いは前からありました。そしてついに念願のモットンに買い替えたということで最初は興奮気味でしたが使っていく間に色々と冷静になって使用感もわかってきました。
- カバーがサラサラしているから滑ってずれる
- 週1のお手入れがやや面倒
- 値段がマットレスの相場より高い
モットンのカバーはベロア素材なので触り心地はすごくいいのですが、床がフローリングだったりすると結構寝ている間にズレたりします。
ゴム素材のすべり止めなどを敷いたりすれば回避できると思いますが、そういうものを用意するのも面倒な人によってはやや気になるかもしれません。
また、長持ちさせるためには週に1回は窓際に立てかけるようにしてお手入れをする必要があるのですが、最初はこれもわりと手間に思うこともありました。慣れてくればそうでもないですが、ちょっとの手間があるだけでも嫌になってしまう人にとっては向かないかもしれません。
- 宙に浮いているような感覚で寝心地が最高に良い
- 初日から睡眠の質が上がったのわかった
- カラダのあちこちに感じていた痛みがなくなった
- 整体にいく回数を減らしても大丈夫になった
- 値段は高いけど買い替えた価値は十分にあった
使った翌日から睡眠の質がグッと良くなったのは自分自身でも実感できていますし、続ければ続けるほど日常生活が快適になっていきます。高い買い物ではありましたが、払った分のお金以上の満足感は確かに感じることができています。
100人中100人が必ず満足できるとは限らないですが、満足できないなら返金してもらえばいいだけです。モットンにマットレスを変えるだけで腰や首、肩などの色々な痛みから解放される可能性があるだけで試す価値は十分にあると思います。
もちろん日によって調子が良い日もあれば調子が悪い日もありますが、従来のマットレスで寝ている時よりも調子が良い日が増えていることは確実です。
マットレスで持病などが完全に回復するようなことはないにしても、辛さを軽減していくことは可能です。睡眠が快適になるだけで人生がこんなに豊かになるのであればもっと早く良いマットレスに変えればよかったとある種の後悔すらあります。