あなたの高血圧の原因はもしかすると睡眠の質が悪いことによるものかもしれません。
今回は管理人が寝不足すると高血圧になるメカニズムと対処法について解説していきたいと思います。
寝不足と高血圧の関係性
寝不足と高血圧は一見無関係に思われがちですが関係性があります。
寝不足は慢性的に精神にとっても身体にとってもストレスとなるので、ストレスにより交感神経が刺激されてしまいアドレナリンが活発に活動することにより血管が収縮してしまい、血圧を高めると言われています。
また寝不足によって食欲が増すホルモンが増え食欲を抑制するホルモンが減るので寝不足すると飲食が多くなることなどを原因とする考え方もあり、カロリーや塩分の過剰摂取も間接的な血圧を上げる要因になります。
睡眠中は血管の損傷を修復する大切な時間ですので寝不足の状態が続くと血管の損傷を修復する時間が十分にとれず、血管の損傷が進んで動脈硬化がどんどん進行してしまいます。
ふつう血圧は活動している時に高くて夜暗くなると血圧はだんだん下がっていき睡眠中は昼間の血圧の10~20%低くなります。
夜に寝不足だと夜も交感神経が高ぶったままの状態になり血圧が下がらなくなってしまった結果、翌朝の血圧まで高くなってしまって血圧が高い状態でいることが長くなることで慢性的な高血圧に繋がっていきます。
さらに「寝れなかった」という精神的なストレスも交感神経を刺激するので余計に血管が収縮してしまうことで血圧に悪影響を与え、血圧はもっと上がると言われています。
最近の研究では十分な睡眠をとっていない中高年では高血圧になる可能性が高いことがわかりました。
その研究では「睡眠時間が少ないほど高血圧になる割合が高く、睡眠時間が6時間と5時間のグループを比較すると5時間のグループが高血圧になる割合が約4割も高かった」という結果が出たのです。
高血圧の対策
手軽に高血圧の対策をするとすればココアを飲むとよいです。ココアには「テオブロミン」という成分が含まれているのですがこの成分は身体や精神の緊張を解いてリラックスさせる作用があるため高血圧対策によいです。
またリラックスできることが睡眠の質を上げてストレスの解消にも役立つとされています。
ただし1つ注意点があってココアにはポリフェノールが含まれていますがその中に実はカフェインが入っています。しかもココアには意外と高濃度なカフェインが入っていてその量は紅茶と同じくらいなのです。
なのでココアを飲むのは18時くらいまで、遅くても20時くらいまでがよいでしょう。
きちんと高血圧対策をするとすれば質のよい睡眠を十分に摂ることが一番です。睡眠には心身のストレスを軽減する効果もあるので、身体的にも精神的にも効果的な対策となります。
しかしやはり質のよい睡眠を十分に摂ることが一番の高血圧の予防対策になります。
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