赤ちゃんが泣くのは当たり前のことですが、あまりにも大声で泣くと鼓膜が破けそうなほど痛いですし困りますよね。
ご近所トラブルの原因になることもありますし、夜中に大声で泣かれると眠れなくなってしまうので大変です。
ちょっとうちの子は泣くときの声のボリュームがヤバすぎるかも…と感じている方のためになぜ赤ちゃんが大声で泣くのかという理由と対処法について解説したいと思います。
大声で泣く赤ちゃんはあなたの家でけではありません
知り合いの赤ちゃんはあまり泣かないしおとなしいのに、うちの赤ちゃんだけが大声で泣くのはなぜ?と感じている人は自分の子が普通ではないのだろうかと不安になると思います。
ただ、これについては日本全国的に見ればごく普通のことで、赤ちゃんがヤバイくらい大声で泣く家は全国を見渡せば何万人もいます。
大声で泣くからと言って将来的に泣き虫の子になってしまうとか、すぐに感情的になるヒステリックな子に育ってしまうということはありません。
新生児・乳幼児の頃の赤ちゃんの性格や泣く頻度などは成長した後の性格などとは関係ないからです。今は泣くたびにあやしたり色々と大変かもしれませんが、数年経てばそのようなことはなくなるはずです。
あまり過度に心配はせずに成長を見守ってあげましょう。
普通の大泣きとは違うと感じるときは注意
ちょっとこの泣き方は流石に異常かも…と感じるくらいに普通の大泣きレベルではないと感じることもあると思います。泣き方にもパターンがあるので以下のように赤ちゃんが泣くときは注意してください。
泣き声がいつもと違う・動物のような泣き声
いつも泣くときは普通に人間の赤ちゃんっぽい感じで「おぎゃぁぁ~」という感じなのに、それとは違ってあまり聞き慣れない動物のような泣き方になるときがあります。
猫などが相手を威嚇するようなときに出す声がボリュームマックスになったときというとわかりやすいでしょうか。
泣くときのボリュームの大きさもそうですし、声色などにも違和感を覚えるときは注意が必要です。
穏やかだったのに突然大泣きする
普通に穏やかな表情で直前まで笑っていたのに急に顔色が変わって大泣きする時は、突然体調が変化した可能性があります。
お腹が空いたことに気づいたとか、急に眠くなったとかその程度でも大泣きすることがあるのでその場合はあまり気にしすぎる必要はありません。
ただ、熱が出ていたとか、お腹が痛くなっているという場合もあるので体調不良なのかどうか見極めて対処をする必要があります。
寝ていたのに急に大声で泣く
普通にぐっすり寝ていたと思っていたのに、急に大声で泣くこともあります。
夜中で親も寝ていた時間などに突然大声で泣かれると「一体我が子に何が合ったの?」と心配になりますよね。
毎日夜中に大声で泣かれたりするとこちらもそのたびに起こされるので睡眠のリズムが崩れてしまいます。寝ていたのに泣きだすのはおそらく怖い夢などを見てしまったのが理由というパターンが多いです。
赤ちゃんにもストレスがあり、睡眠の質が悪いと寝ている途中で起きることがあるので、ストレスになっている原因を突き止めてあげるのが理想です。
赤ちゃんが大声で泣く原因
赤ちゃんにはまだ大人のように物事を冷静に考えたりするような理性はありません。何かが不快だから泣く。ただそれだけです。
甘えて泣くようなこともありますが、その場合はあまり大きな声でギャン泣きするということはないので「あ~、これは甘えてるだけだな」とすぐにわかると思います。
逆に何処か痛いところとかあるのかしら?と言うくらいのボリュームでまるで悲鳴とも言えるような泣き方をすると心配になりますし、近所への迷惑にもなってしまうので放ってはおけません。
どこかが痛い
赤ちゃんは痛みにはとにかく弱いので、少しでもどこかが痛いと思ったらとりあえず泣きます。痛みが強いと大声で泣くのでどこがどのように痛いのか確かめてあげましょう。
- 爪が剥がれた
- 歯が抜けた
- 虫歯が痛い
- お腹が痛い
- 喉が痛い
このように何処かに痛みの原因が隠れていると大泣きします。
お腹が痛いときなどは悪い菌が入ってしまって腸炎を起こしていることなどもあるので、すぐに病院で観てもらうようにしましょう。
何かが不安で怖い
赤ちゃんは大人よりも高確率で夢をみます。特に痛がっているような感じではな誘うという場合は夢を見て怖くなってしまったのかもしれません。
起きているときに赤ちゃんが怖いと感じるようなテレビ番組や映画などを見ていると、夢に出てきて怖くて起きてしまうことがあります。
暑い・汗が不快
赤ちゃんは代謝がとてもいいので大人が普通だと思っている気温だと暑くて汗だくになってしまうことがあります。
また、まだ大人とは違い体温調節の機能が未熟であるために、寝汗などの量も多くなる場合があります。
大人でも気付いてない間にコップ1杯分くらいの寝汗をかいていると言われていますが、赤ちゃんの場合は小さい体なのにそれ以上の量の汗がでます。
その汗などでパジャマがベッチョリ濡れていると、それが不快で泣いてしまうこともあります。
これは見ればすぐに分かることなので、服を取り替えてあげて室温を調節すればいいでしょう。
赤ちゃんが大声で泣くときの対処法
では実際に赤ちゃんが頻繁に大声で泣くときはどのように対処をしていくと効果的なのか解説していきます。
寝ながら大泣きしているときは覚醒させる
赤ちゃんがまだ目を瞑ったままで寝ながら大泣きをしているときは、まだ泣いていても脳が覚醒しておらず眠ったままの状態になっていることがあります。
このままだと赤ちゃん自信も何が起きているのかわかっていません。
この場合は名前を大きな声で呼んであげたり、明かりをつけて部屋を明るくしたりして完全に起こしてあげましょう。赤ちゃんも起きればハッと我に返って泣き止みます。
目をつむったまま泣いているときは起こさないとなかなか泣き止みません。
リラックスさせる
赤ちゃんが大声で泣いているときは間違いなく脳内は興奮状態にあります。興奮してわけがわからなくなっているのかもしれません。
目が覚めているなら興奮を鎮めてリラックスさせてあげましょう。
「大丈夫だよ。ママがついてるかならね」「何か怖い夢でも見たのかな?」などと優しく話かけてあげながら、背中をさすってあげるといいですよ。抱っこしてゆらゆらさせてあげるのも効果的です。
泣いているときにリラックスさせるときは男の人の声ではなく女の人の声のほうがいいので、ママがあやしてあげてリラックスさせるのが一番効果的です。
夜泣き赤ちゃんに効果的なカモミールティーを飲ませる
子どもの夜泣きなどの原因を解消するために役立つリラックス成分が含まれるオーガニックハーブティの「すやねむカモミール」という商品は大泣きする赤ちゃんにも効果的です。
うちの子も何をやっても泣き止んでくれなかったのにダメ元ですやねむカモミールを赤ちゃんに飲ませてみると、嘘みたいにすぐに泣き止んでくれてぐっすり眠るようになりました。
子どもに飲ませるときは薄めてもOKなので、1杯分で私たち親が飲む分も同時に作れます。カモミールなどストレスに効果的なオーガニック素材のみを厳選して使っているので健康にもいいですし、リラックスして睡眠の質を高めることができます。
どうしようもないくらい毎日大声で泣いてしまうときはダメ元で1回使ってみるといいですよ。普通に大人が飲んでも睡眠が快適になるので、翌朝スッキリ起きられるようになります。
まとめ
赤ちゃん普通に泣くだけでも毎回あやすのが大変のに、大声で泣かれると負担が倍増するのでこちらも泣きたくなりますよね。
家で泣かれても隣人に迷惑ですし、外にいるときなんかに大声で泣かれたら目も当てられません。
基本的にはなんで泣いているのか理由をつきとめて、不快な部分を解消してあげること。そしてリラックスさせて寝かしつけてあげるというのが一番です。
こちらが焦ってしまっては状況がよくなりませんので、落ち着いてよしよしとあやしてあげるのが良いでしょう。