近年「お子さんの不眠で悩む親御さん」が急増しています。そして同じくらい「うちの子は眠れないのに夜中いつまでもスマホをいじっていて注意してもやめないから困っている」という親御さんもいらっしゃいます。
最近の中学生や高校生の不眠症の原因は何なのでしょうか?スマホ依存症だからブルーライトで脳が活性化して眠れないから?それだけでしょうか?なぜスマホを手放せないのか根本的な原因とその対処法について解説していきたいと思います。
急増している中学生と高校生の不眠症
最近の中学生や高校生は夜の休息が満足に取れていない人が増えているそうです。睡眠が取れないことでもちろん学校の授業中に居眠りをしてしまったり授業に集中できなかったりします。
これが先生や親など周りの大人の目にやる気がない様にみられてしまうことがあります。たしかに表面的怠けているようにしか見えずに大丈夫か?と心配になってこちらはよかれと思って激励したのが逆効果になったりします。
真面目な子や内向的な子や自分の気持ちを表現するのが下手な子は大人がまちがった声のかけ方をすると自分の中で問題を抱え込み、自分が悪いと思い込みさらに落ち込んだり不眠が進んだりしてしまいます。
そのリズムが続いてしまうとますます悩みが増えてどんどん眠れなくなってしまう悪循環になってしまいます。その根本的な悩みの原因と大人の子供への対応の仕方をまとめていきます。
中学生や高校生の原因は?
子ども特有なものと言えば友達とのLINEのしすぎやテレビゲームやスマホゲームのやりすぎによってブルーライトを浴びることで目から入った光が脳を覚醒させてしまうのが一番ですがスマホ中毒な中学生や高校生が多いですし、この時期に親がそんなことを言い出しても彼らは相手にしてくれません。それよりなぜスマホを手放せないのか根本的な悩みの原因を考える必要があります。
まず原因は昔よりも成績が重視された社会になっていることや、昔よりも友達との関係の複雑化していることなど現代の子供特有の悩みが挙げられます。
女性の社会進出が進み女の子も大学に行くのが当たり前になり、付き合っている子と自分の進む大学や就職先が離れ離れになることが決まっているけど極めて順調に交際が進んでいる場合なんかも昔とは違う悩みのひとつです。
これは自分の学生時代とは状況が変わっているので大人が一番理解に苦しみますが、実は子供と会話ができる関係性を維持してここを考えてあげることが一番の解決策になります。
解決できなくてもよいです。でも子どもが話してくれるような関係を維持するのは大人の役割です。
大人の子供への対応の仕方を考える
たとえば夕飯時に友達のLINEを返しながらごはんを食べていて親が怒ったとします。そして子供が「じゃあもうごはんいらないわ」と言って部屋に戻ってカップめんを食べたとします。そうすると2重の悲劇が起こります。
子供はおそらく進路に悩んで先輩に相談していたとか友達の真剣な恋愛相談に乗っていたとか1人とではなくグループの会話で明日の予定を話していたとか何か今LINEを返さないといけない子供なりの理由があったと思うのです。
それを「食事中にスマホをいじるとは何事だ」と怒ると子供は親から心理的に離れて悩みを話さなくなるし物理的に離れてごはんに顔を出さなくなり栄養価が偏って不安や不眠を増幅させてしまいます。
この時期の子供はものの善し悪しはわかっているし、しつけの時期はとうに過ぎているのでよそでそのような行為をすることもありません。食事中にスマホをいじるのは悪いことだと思っている以上に子供はスマホをいじっていなくては心が維持できないような悩みを抱えているのです。なので起こっていることだけに目を向けているとかえって解決が遠のきます。
成績や将来への不安とか恋愛のことだとか友達付き合いだとかのストレスがカギになっているけれどもそれから現実逃避したくてゲームをしてたり、問題と向き合いたくていろいろな人にLINEで相談しているかもしれないし、親に言えないから友達や先輩に相談していることも十分に考えられますので一概にスマホ中毒を責めてはいけません。
むしろその根本的な原因を考えてあげるだとか、なんでも話せるように家庭環境をよくすることが一番大切です。
中学生や高校生の不眠を物理的に解決する方法
これまで話してきたように中学生や高校生の不眠症の原因はとても複雑で、たとえ親に話してくれたとしてもとうていわたしたちが解決できるような簡単な問題はほとんどありません。
わたしたちが「なんだそんなことか」と思うようなことでもこの時期の子供は悩み続けたりします。
大人が思っているよりも大きなストレスを抱えている可能性もありますので大人ができるだけ聞いて理解してあげることももちろん精神的には一番大切なのですが、実はもっと大切なことがあります。
それが物理的な解決策です。子供の睡眠の質をあげる工夫としてトリプトファンを含む食事を心がけると体内のセロトニンが増えて子供の不安感が抑制されて不眠も改善に繋がります。
またなぜスマホを見ると眠れないかというと「スマホ中毒だから眠れない」のではなくスマホの光を目に浴びると脳が覚醒して睡眠に必要なホルモンが減ってしまうからなので、睡眠に必要なホルモンを作るのに必要な栄養素を補うことがスマホ中毒の中学生や高校生にとってとても重要になってきます。
食生活も重要となってきますが親も毎日栄養バランスを細かく考えるのは大変ですし、だんだん友達との外食が増えたり「ごはんいらない」などと言ってくることも増えてくる年頃ですので既に不眠に陥っている場合には天然成分由来のサプリメントも効果的です。
副作用の心配のない天然の成分だけで作られたサプリメントならばお子さんにも安心ですので、身体は大人と同じでもまだ内臓の成長が途中である中学生や高校生には病院で睡眠薬をもらうよりもまずは安心・安全なこちらがおすすめです。
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