もともと学校に行きたくなかったわけではないのに何かの拍子で不登校になってしまう場合があります。
今回は不眠が不登校の理由になる場合はどんな時なのか解説していきたいと思います。
不登校の理由やきっかけ
赤ちゃんの中にすぐ泣く子といつもにこにこしている子がいるように、子供には感覚が過敏な子供とよい意味で感覚が鈍感な子供がいます。外部の刺激や環境に順応しにくい子と順応しやすい子ともいえるかもしれませんね。
感覚が過敏な子は右脳利きの子が多く、右脳利きの子は独創的で創造的で頭の回転が速い天才型なのですが、外部からの刺激に極端に弱くストレスを感じると寝つきが悪くなったり不眠につながりやすいと言われています。
実は昼間の学校のストレスで寝つきが悪くなって、でも「行かなきゃ」と無理して学校に行ってそれが悪化して最終的に不眠になって朝起きれなくなることが不登校の最初のきっかけになることがとても多いです。
この時「本当は行きたいけどなんだか眠れなくて起きられないから行かない」場合と「行きたくないしイヤすぎて起きたくもないから行かない」場合があるので最初に子供が朝起きてこなくなった時の親の対応が重要です。
「本当は行きたいけどなんだか眠れなくて起きられないから行かない」場合は不登校を責めるのではなく不眠自体を解消してあげれば自然と学校に行くようになることが多いため、たとえ夜更かしして遊んでいるのを見ても責めてはいけません。本人も学校に行かなきゃならないという意識があるため、できないことを責めると自分を責めてしまい更なる不眠や身体症状を招きます。
夜更かしして遊んでいるのか夜眠れないから夜中にゲームをしたり漫画を読んだりDVDで映画をみているのか、その見極めや子供に実際にきいてみることが一番重要なポイントとなってくるのです。
不登校になり始めの子供への接し方
学校はどうしても行かなくてはならないのでしょうか?親はよく「一度ズル休みさせるとズル休みする子に育つ」とか「学校に行かないと会社にも行かない大人に育つ」とか親自身の子供に対する将来への不安ばかり考えて、子供が今直面している問題に対して向き合わないでただ怒る場合がとても多く、これが更なる不眠や不登校を産んでいる場合が多いです。
親の気持ちは痛いほどよくわかりますが、これでは子供も親も苦しむだけですので、大人のわたしたちが自分の不安を抑えて本当の意味で子供のためになることを考えなくてはならないのです。
自分の不安を押し付けて子供を怒るよりも、子供の将来が不安ならば無理をさせてはいけません。
というのも、子供が「行かなきゃ」とがんばって無理して学校に通っていると「無気力になってストレスが発散できなくなる」だとか「身体症状が出る」だとかの二次障害といって不登校以外の困った事態を招くので注意が必要なのです。
人間の脳には日中にストレスを感じると、眠ってその記憶を定着させないために脳が眠りにつこうとしないという機能があり、眠れない子供はこの機能が強い子供だといえますので心が壊れにくい子だという考え方もできます。
そのようにせっかく脳が自分を守る機能を働かせて心が壊れてしまわないようにしているのに、寝不足なまま無理やり登校させると授業中の居眠り・授業に集中できない・当てられても答えられない・課題の提出が間に合わない・宿題を忘れるなどの問題からクラスメイトや先生に責められて自信を失う・人間関係が悪くなるなどのさらなる登校拒否の原因を作りかねないのです。
ストレスが原因で眠りにつけない子供の不眠とストレスを解消する方法
まず必要なことは子供が更なるストレスから無気力になる前に「好きなことを好きなだけやらせる」ことと昼間などでもよいので時間帯にこだわらずにまずは「十分に眠らせる」ことです。
学校を休ませて「好きなことを好きなだけやらせる」ことでストレスを発散できるうちに発散させ、時間帯はいつでもよいので「十分に眠らせる」ことでまず継続的な心身の疲労状態から解放してあげます。
そうするだけで「明日から学校行こうかな」と自分から言ってくる子も多いので試してみてください。
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