よく眠気覚ましにガムを噛むというのは聞いたことがありますが、「昼間ガムを噛むと夜に眠気が来る」という話を聞きました。これは本当なんでしょうか?
今回はガムを噛むことの眠気覚まし効果と眠気を誘う効果について管理人が解説していきたいと思います。
ガムがなぜ眠気覚ましによいのか
学生にも社会人にも勉強中や仕事中や車を運転している時に眠くなってきたら眠気覚ましとしてガムを噛むという方法は一般的な方法として親しまれているのではないでしょうか。
ガムを噛むことで脳の中の血液循環が促進され脳の働きを活発にさせることができるのでガムを噛んで眠気を解消するのは理にかなっているとてもよい方法なのです。
よく噛んで顎を動かすことで脳が刺激される・・・昔食べる時に親から「よく噛んで!」という言葉を子どもの頃から聞いて育った人は多いのではないでしょうか。管理人は毎日母からその言葉を言われて育ちました。
これは噛むことが消化を良くするだけではなく「脳を刺激し、血液の循環が良くなることで脳細胞の働きが活発になる」ことから子供の頭がよく育つからで、もちろん大人になってからもそうで脳を活性化させます。
何かに集中したい方や眠気を飛ばしたい時にはカフェインを過剰摂取するより、眠気を覚ますたけではなく噛んだ後には脳が活性化されて集中力が増す「ガムを噛むこと」がとってもおすすめですよ。
(カフェインの過剰摂取による悪影響についてはこちらにまとめています。)
ガムの眠気覚まし以外の意外な使い方
笑ったり話したり歌ったりすることでストレス発散になることは広く知られていますが、これは楽しいからというだけでなく笑ったり話したり歌ったりするのは「口を積極的に動かす」からだそうです。
口を積極的に動かすことで顎を動かす筋肉が活発に動き、顎を動かすことで脳が刺激されて、副交感神経が刺激されます。つまり、ストレスを感じていたり悲しい気分でも口を動かせば少しは心が安らぐということです。
また一定のリズムを刻む行動で幸せホルモンセロトニンが多く分泌されるといわれています。
このセロトニンは睡眠を促すホルモンのメラトニンに変わるので、日中にセロトニンをなるべく多くセロトニンを作っておくことが夜の快眠に繋がるということなのです。眠気を覚ますたけではなく噛んだ夜には快眠しやすくる「ガムを噛むこと」がとってもおすすめですよ。
ガムを噛む以外にも昼間にスルメを噛む・拭き掃除をするなどの一定のリズムでやることをするか。楽器を演奏する・音ゲーをする・歌う・踊るなどのリズミカルな行動をしておくと安眠につながりやすいです。
これはたとえば、子供が背中をトントンすると眠るとか、赤ちゃんがゆすられているうちに眠るとか、動物を撫でていたらそのまま眠るということのように一定のテンポで何かをしていると眠気を誘うからです。
ガムのうまい使い方
ガムを噛むと逆に日中眠くなることがありますので、実はガムの使い方には注意が必要です。
眠くなった時に噛むことによって眠気が覚めるということをよく聞きますが、ずっと長く噛んでいると逆に眠くなることがあります。これも人が一定テンポでずっと何かすると眠気を誘うメカニズムのせいです。
1粒目のガムは味がなくなって1~2分したところで噛むをを辞めるのがオススメです。
長い時間噛みたいという方は昆布やスルメや魚の干物などとても堅いものにすると眠くなりにくいですが、学校や仕事中にこれらを噛むのは現実的ではないのでそういう場合はカフェイン入りガムがおすすめです。
受験勉強や仕事中や運転中の眠気覚ましのお供にカフェイン入りのガムを愛用しているという方も多いのではないでしょうか。カフェイン入りのガムにはたいてい眠気覚ましに効果が高い成分が豊富に含まれています。
ですが最初の1粒を長く噛むと眠くなってしまいますので、眠気が強い場合にはカフェイン入りガムを先に1粒短く噛んで30分後から新しいガムで長く噛むと眠くなりにくいです。
ガムには噛むことによるリラックス効果もありますから、眠気覚まし以外にもイライラする時や何かの締切が迫って焦っている時や落ち着かなくてミスが多い時にも頭が冴えておすすめですよ。
ただ、海外では学校や会社でよくガムを噛んでいますが、日本ではガムを噛むという行為がマナー違反になる場面が多い風潮がありますので、学校や塾や会社では他の方法で眠気覚ましやリラックスをする方法が必要な時があるかもしれません。
「口を動かす」以外のガムと同じような効果が得られストレスに強くなってリラックスするのを助ける成分が入っているサプリメントの体験談はこちらです。