昔から【受験生の前で「落ちる」や「すべる」という言葉を使うな】というように、受験生は情緒が不安定になりやすいです。
今回は管理人が受験生の情緒不安定について解説していきたいと思います。
受験生のストレス
受験勉強というものは思い通りにいかないもので、受験までにやりたい問題数のページ÷残りの日数で算出した勉強量に毎日遅れが生じて自己嫌悪感と罪悪感と闘いながら残された時間を気にしながら頭に知識を詰め込むのです。
ストレスは勉強と別な場所にもあります。友人と同じ学校に進学したいとか先生や親からの合格に対するプレッシャーだとか受かった時と落ちた時の自分の人生に出てくるであろう「ちがい」に悩まされたりもします。
そんな状態で勉強しているとストレスが溜まりだんだんと交感神経が優位になり、俗にいう「気が張っている」状態になります。
交感神経が優位になってくるとイライラしたり情緒不安定になるだけでなく睡眠の質が下がってくるのですが、それを放置すると学習効率が下がってしまうことが非常に多いです。
睡眠の質が落ちている中で勉強するとそうでない時の4割しか覚えることができない?
睡眠の質が悪くなっている受験生と質のよい睡眠が十分に摂れている受験生を比べると、睡眠の質が悪くなっている受験生は質のよい睡眠が摂れている受験生の4割しか覚えることができないといわれています。
なぜなのか説明すると、起きている間に勉強したことは寝ている間に脳が記憶として処理をするという作業をします。詳しく言うとまず海馬というところで起きている時に勉強したことを「短期記憶」として脳に書き込みます。
そして脳のもっと奥の方の場所の扁桃帯がその海馬にある短期記憶の中から長期記憶にするものを選ぶのですが、睡眠の質が悪いとこの作業がうまく行われないため長期記憶になりにくく覚えても覚えても忘れるということが起こります。
睡眠の質が下がって疲労が取れなくなると意欲も低下するので勉強すること自体が余計にストレスになってしまいます。どうせ同じだけの時間勉強するならば、少しだけ生活を改善するだけで勉強の効率が上がる方法でやりたいですね。
ただでさえストレスがかかる受験勉強ですからそれに加えさらに受験生に疲労のストレスがかかれば情緒不安定になります。睡眠の質が下がると集中力も記憶力も低下しますのでその状態で勉強しても効率がよいとはいえません。
受験生が情緒不安定や睡眠の質が落ちる状態に陥った場合は合格のために早急な改善が必要です。これだけは確実に急いだ方がよいです。ただし急ぐあまり改善方法を間違えてはいけません。
睡眠薬や精神安定剤は脳の勉強する機能を低下させてしまうので、合格したいなら薬物に頼るべきではありません。薬物に頼らなくても生活習慣を徹底的に見直すことで改善できる場合も少なくありません。
受験生は天然の副作用のないサプリメントなどで不眠を改善するのがリスクが少ない方法だと言えるでしょう。
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