実は現代の食生活では睡眠に必要な栄養素を補い切れていない傾向にある方が多いと言われています。
逆に昔「不眠症」という言葉がなかった時代のような古くから食べられていて今あまり食べられていないものに快眠に効果のある食べ物がたくさんあるので、できるだけ手軽なものから紹介していきたいと思います。
快眠するために摂った方がよい食べ物
睡眠に必要な睡眠ホルモンを合成するにはビタミンB1・B2・B6・B12、アミノ酸の中のトリプトファンが必要で、さらに寝つきが悪い人の寝つきをよくするにはグリシンとGABAも摂ると理想的で快眠につながりやすいです。
【ビタミンB1が多く含まれる食べ物】
豚肉、玄米、落花生、ごま、ウナギ、かつお節、のり、そば、とうもろこし、枝豆、たらこ、干しブドウ、アボカド、オレンジ、キンカン、ミカン、夏ミカン、パイナップル、グレープフルーツ
【ビタミンB2が多く含まれる食べ物】
豚、牛、チーズ、アーモンド、ところてん、ひじき、わかめ、卵、納豆、すじこ、アボカド、柚子(果皮)、プルーン(乾)、レモン(全果)、キンカン、マンゴー、ライチ
【ビタミンB6が多く含まれる食べ物】
バナナ、かつお、あじ、いわし、さけ、若鶏、かつお、まぐろ、かぶ、にんにく、プルーン(乾)、アボカド、干しブドウ、干し柿、マンゴー、キウイ
【ビタミンB12が多く含まれる食べ物】
海苔、さんま、いわし、にしん、しじみ、あさり、卵、牛、豚レバー、牛乳
【トリプトファンが多く含まれる食べ物】
肉、牛乳、ヨーグルト、味噌、醤油、納豆、豆腐、豆乳、枝豆、バナナ、アボガド、すじこ、たらこ、ホタテ、しじみ、豚ロース、鶏ムネ肉 、鶏モモ肉、かつお、まぐろ、いわし、さけ、ぶり、さんま、ごま、油揚げ、アーモンド、くるみ、マカダミアナッツ
【グリシンが多く含まれる食べ物】
エビ、ホタテ、イカ、カニ、マグロ、鶏軟骨、牛スジ、豚足、納豆
【GABAが多く含まれる食べ物】
玄米、雑穀米、小魚、ココア、チョコレート、トマト、じゃがいも、みかん、ぶどう、緑茶
睡眠には睡眠ホルモンが必要でホルモンを作るには栄養が必要
いくら寝室や寝る環境を快適にしても睡眠には睡眠ホルモンが必要でホルモンを作るには栄養が必要なので、食べ物からの栄養が足りていないと快眠はできないでしょう。
この「ビタミンB1・B2・B6・B12」「トリプトファン」「グリシン」「ギャバ(GABA)」を摂ってしっかりと睡眠で脳や身体を休められる体質にしていくとよいでしょう。
ビタミンB1・B2・B6には肉体疲労回復効果、ビタミンB12には精神的な疲労の回復効果があり、他にもビタミンB群には皮膚・粘膜・毛髪・爪の再生、老化防止、美容効果、ダイエット効果がありますが、どの効果も「ビタミンB1・B2・B6・B12」がすべてそろっている時にその効果を最大限に発揮します。単独で摂るのとすべて摂るのでは効果に雲泥の差があります。
睡眠効果を促進させると知られているホルモンに「メラトニン」というものがありますがメラトニンはアメリカで睡眠薬の一種として飲まれているくらい効果のある「睡眠ホルモン」で、さらにこのメラトニンを作っているのがセロトニンで、そのセロトニンをつくっているのが必須アミノ酸の「トリプトファン」なのです。
このトリプトファンは人間の体内で合成できない必須アミノ酸ですから、食事などから摂る必要があります。
グリシンはアミノ酸の中でももっとも分子が小さく、地球上で最も古いアミノ酸の一つとして知られている栄養成分です。グリシンは脳の体内時計に作用して、睡眠のリズムを調整できる大変重要なものです。
またグリシンを摂ると体内時計や睡眠のリズムが整いやすいことから朝にスッキリと起きることができやすく、日中の仕事も捗りやすいとされています。
ギャバ(GABA)はこのギャバは興奮を抑えリラックスさせる作用があります。
病院でお医者さんが処方する睡眠薬の多くは脳の中ではギャバの作用を強め眠らせようとするものなのでGABAを補えば睡眠薬に頼らなくても大丈夫な場合が多いです。
しかし仕事をしていない専業主婦でもない限り「ビタミンB1・B2・B6・B12」「トリプトファン」「グリシン」「ギャバ(GABA)」を毎日バランス良く摂れる食事を考えて作るのは難しいですよね。
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