心身をリラックスさせる作用があると言われるカモミールですが、実際に摂取することによって不眠症などの症状を改善することはできるのか気になるところではないでしょうか。
カモミールといえばハーブティーの中では1,2を争う人気もあるので、その成分をうまく活用することで不眠や睡眠障害などの悩みを少しでも和らげることができるのであればかなり嬉しいですよね。
また、サプリメントからカモミールを摂取することができるようになっているものもありますが、ハーブティーから摂取するのと比べて実際のところ効果などに違いはあるのかという点などについても深掘りして確認していこうと思います。
カモミールの不眠に対する効果とは?
そもそもカモミールはキク科の植物であって、見た目からして非常に可愛くて可憐な花が咲く植物でもあります。
薬草としてもはるか4000年以上前から親しまれてきているものであって、ヨーロッパなどでは最も古くから存在する民間薬として称されているものでもあります。
実際のところ不眠などの悩みに対しても効果のある成分ということで広く親しまれています。
リラックスさせることが不眠症のケアに
不眠症の一番の原因でもあるのは、やはりストレスによるイライラや緊張、ヒステリーや将来に対する不安などとなっています。
そういったストレスなどが溜まっている状態になると神経は常に緊張状態になってリラックスすることができなくなるので布団に入ってもなかなか眠ることができなくなってしまいます。
カモミールの最大の効果でもあるリラックス作用が働くようになってくると、様々な種類のストレスの影響を受けてダメージが蓄積している神経を自然に保護してくれるようになっています。
就寝の少し前くらいのタイミングで摂取すると効果的
カモミールを不眠の対策として使う際の理想的な摂取タイミングとしては、お仕事や学校などの社会生活から帰ってきた後や寝る少し前くらいの時間帯が最も効果的なタイミングとなります。
昼間や夕方くらいに摂取しても無駄にはなりませんが、リラックスした状態で眠りたいという目的があるならタイミングもしっかり意識して取り入れるようにしていくのが理想的ですね。
鼻づまりなどを改善する効果も睡眠の質を高める助けに
鼻が詰まってなかなか眠れないとか、布団に入った途端に鼻がムズムズして気になって目が覚めてしまうという人も少なくないのではないでしょうか。
鼻が詰まることもストレスになりますし、他にストレスはそこまで抱えていない人でも鼻づまりやアレルギーなどが原因で不眠症になってしまう人も少なからず存在しています。
カモミールはただ心身をリラックスさせてくれるハーブというだけではなく、体内や体外の炎症を抑えてくれる効果も持ち合わせています。
炎症というのはヒスタミンという成分の働きによって起こってしまうことがよくあるのですが、カモミールの効能の一つとしてヒスタミンの働きを抑制するというものがあるので、効率的に鼻づまりやアレルギーなどの症状が起こらないように抑えることができるようになっています。
アトピーやニキビなど皮膚炎を抑えることも可能
カモミールのもっている抗炎症作用はかなり万能なので、鼻づまりなどだけにはとどまらずに、アトピーやニキビといった皮膚炎を伴うアレルギーについても対策をすることができるようになっています。
アトピー患者さんなら痛いほど気持ちがわかると思うのですが、夜寝るときに顔や体が異常なまでに痒くなってしまって、それが気になって何時間も眠れない・・・ということもよくありますよね。
これも実は炎症がさらなる炎症を呼んでしまっているということの現れでもあるので、カモミールに含まれるカマズレンという成分の効能によって炎症を抑えることでつらい症状を緩和していくのが理想です。
サプリメントとハーブティーではどっちが効果的?
それではそんな不眠症や睡眠障害などの悩みに対していろいろな方面から効果を発揮してくれるカモミールですが、サプリメントとハーブティーではどちらから摂取する方が効果的なのでしょうか。
ハーブティーについては香りや味を楽しみながら飲むということができるので、楽しみながら症状を緩和していくことができるところがメリットになります。
一方で、サプリメントの場合は味や香りを楽しむといことはできませんが、ハーブティーをたくさん飲んでも摂取しきれないほどたくさんの栄養素をギュッと一気に摂取することが可能というところが最大のメリットといえます。
どっちのほうが効果的か?というとまず間違いなくサプリメントの方が不眠や睡眠障害に対しては高い効果を発揮してくれると考えて大丈夫です。
というのもサプリメントであればカモミールをたっぷり補給できるということはもちろん、カモミールとの相性も抜群で不眠などに効果のあるその他の成分などもまとめて摂取することができるからです。
私が実際に使用しているサプリメントのグッドナイト27000というものについてはカモミールが2,700mg摂取できるようになっているので、他のどのサプリよりも多いですし、当然ハーブティーを飲むよりもはるかに多くの成分を摂取できるようになっています。
まとめ
今回はカモミールの不眠に対する効果や効能、そして効果を重視して摂取する方法についてお伝えしてきました。
不眠症や眠りの質などで悩んでいる女性であればすでにカモミールをハーブティーとして寝る前に飲むということを試して見たことがある人も多いと思います。
もしそれでも効果が得られなかったということであればその原因は症状に対するカモミールの量が絶対的に不足していたからです。
現在もまだ不眠に悩まされているならばサプリメントを上手く活用しながらカモミールの持つリラックス作用を最大限まで高めて摂取していくようにするといいですよ。