実は不眠症になりやすい職業や環境があることを知っていますか?現代の日本ではとある職業の方たちがストレスやプレッシャーから不眠症にかかる割合が高いと言われています。
今回は不眠症になりやすい職業をまとめてみましたので、転職や就職を考えている方や今働いているけどバイトやパートで仕事をすぐに変えられるという方は参考にしてみるとよいかもしれません。
不眠症になりやすい職業や環境
不眠症に悩んでいる方でこれらのどれかに当てはまる方はできることなら仕事を変えた方がよいかもしれません。不眠症になりやすい職業や環境は以下の通りです。
不眠症になりやすい職業や環境
- IT系・コールセンターの仕事などパソコンと1日中向き合う仕事をしている
- 内勤・事務などデスクワークの肩こり・腰痛・頭痛になりやすい職業である
- チームで仕事をする職業・接客業・管理職など人と関わりを持つ仕事をしている
- 営業・販売・ノルマのあるコールセンター・管理職など目標がある仕事をしている
以上の職業や環境の方たちがなぜ不眠症になりやすいのか詳しく解説していきたいと思います。
IT系・コールセンターの仕事などパソコンと1日中向き合う仕事をしている
実は日本各地で最近「IT系・コールセンターの仕事などパソコンと1日中向き合う仕事をしている人がうつ病や不眠症になって突然会社に来なくなる」という現象が多発しています。
こういった職種は社員の入れ替わりも激しいといいます。どういうことなのでしょうか。
IT系・コールセンターの人は間違いなくパソコンを1日中使い続ける仕事をしています。時代の流れからすると当たり前なことではありますがそのような仕事の形態が、実は不眠症の原因になっています。
これらの職種の人は仕事をすればするほどうつ病や不眠症になり、そうなってしまってから「自分に合わない」ということにやっと薄々気がついて、休職や退職になる方が多いように思います。
会社がいろいろと職場環境をを整えて働きやすいように心がけても、仕事の形態そのものが働いている方にとって問題があることを働いている本人はなかなか気づかないもので自分が無能だと勘違いしてしまうのです。
システムエンジニアだとか大手IT企業の社員だとか肩書きがかっこよくて仕事そのものは最先端で創造的であっても身体的・精神的に崩壊してしまう方が多いので合わないと感じたら転職をオススメします。
現代の仕事の形態が急激に変わったのはここ25年のことで、パソコンが導入されたことがとても大きな変化の要因のひとつです。原因はたくさんありますがパソコンのプルーライトや強い電磁波などから「疲れがぬけない」といった体調不良や「キレやすくなる」といった精神的不調まで人体にさまざまな悪影響が及ぼされることがわかっています。
わかってはいるけれどもパソコンの利用を辞めて会社の資料・顧客データ・会社のシステムをアナログに戻すことは今となっては不可能なため、パソコンの使用により勤労意欲が低下するなどの「うつ症状」がでてきます。
パソコンを使うと必ず不眠症の原因になるわけではないので睡眠に悩みのない方は辞める必要はありません。
内勤・事務などデスクワークの肩こり・腰痛・頭痛になりやすい職業である
意外にも不眠症になりやすいのがなんと事務員です。
内勤の中でもあまり動かないデスクワークをしている人は様々な理由から不眠症になりやすくなっています。まずは内勤の場合は一日中デスクに座って動かないですから足に血液がたまり血液の循環不良に陥ります。
またずっとではなくてもパソコンの光を浴びていると脳が興奮状態になりますので寝つきが悪くなります。
デスクワークが原因の肩こり・腰痛・頭痛も不眠症、特に中途覚醒につながります。
家に帰ってから運動を十分にしている方はデスクワークが原因で不眠症にはなりません。
チームで仕事をする職業・営業職・接客業・管理職など人と関わりを持つ仕事をしている
人と関わらないとできない仕事が多いですが実は人と関わるのが人の一番のストレスなのです。
そんなことを言い始めるとどの職業もできなくなると思ってしまいますが、人の考えてることを読む・人に合わせる・協調するということは一番精神的に消耗します。もちろんそういったことが得意でなんのストレスにもならないしむしろやりがいがあって仕事に誇りを持っている方は素晴らしいですが、苦手だという方はそういう仕事はしない方がよいでしょう。
管理人は保険の営業の時はお客さんに気を使うのが苦手でしたし、コールセンターの時は音声がランダムでチェックされていることによるプレッシャーとノルマを言われるプレッシャーとわからないことがある度にSVに手を挙げてきかなくてはならないのがとってもイヤでストレスでした。
うつ病や不眠症の原因のほとんどは人間関係であることからもよく考えた方がよい問題です。
もちろん人と関わる仕事が好きな方は不眠症の原因にはなりません。
営業・販売・ノルマのあるコールセンター・管理職など目標がある仕事をしている
日本の大手○○生命で営業の仕事をしていた時期がある管理人ですが、ノルマのある仕事は「ノルマがあると燃える」タイプでかつ「それがストレスにならない」方だけがやればよい職業だと感じました。
たしかにノルマを超えるとびっくりするような金額のお給料をもらえて裕福な暮らしをしていましたが、毎日寝る前や寝ながら「あと〇日で〇件とらなきゃだから1日あたり・・・と考えてしまったり、精神的におかしくなって退職する間際には夢にまで出てきたり寝言で「あと〇件!」と言って家族を驚かせたりしていました。
2軒隣の後輩がよく「ノルマがあるとネルマ(寝る間)がないんっすよー。先輩。」と言ってくるように家にいる時・寝る前・寝ている間にも気が休まらないのがノルマのある仕事です。
ノルマがある仕事をすると管理人のように気が休まらないという方は向いていないかもしれませんね。
もちろん「仕事は仕事、プライベートはプライベート」ときっちり割り切れる器用な方や営業やノルマが楽しめるという方にとっては不眠症の原因にはなりません。
転職が可能な方は転職をおすすめしますが・・・
極論を言えば自分に向いている職業に就けばストレスは少ないですが、自己イメージと実際の自分が違っていて本当の自分の向き不向きがわからない人が多く自分に本当に合う仕事に就くのはけっこう難しいです。
このように不眠症になりやすい職業とは大きく分けるとパソコンをずっと使う職業・ストレスがたまる職業・同じ姿勢でずっといる職業ですが年をとると転職もなかなか難しいですよね。
それに結婚していて旦那さんに養ってもらっている女性のアルバイトやパートなら転職はしやすいかもしれませんが、家族を養っている方などは合っていなくても転職は難しいですよね。
こうやって見てみると「私はノルマがない」という人や「私は事務職じゃない」という人はいても「私はストレスが全くない仕事をしています」という人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
働いている以上は多かれ少なかれある程度のストレスがありますから、人の向き不向きによるだけでほぼすべての職種に自分にとって不眠症になりやすい職業や環境であるリスクはあると言えそうですね。
しかし、そのストレスは栄養管理や生活習慣の見直しからある程度コントロールすることが出来ますので、うまく発散をして不眠症にならないように意識して生活をすることは可能です。
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