よく「寝るのスマホはダメ」とか「ブルーライトが…」といいますが、具体的になぜダメなのでしょうか?
今回は管理人が寝る前のスマホがだめな理由について解説していきたいと思います。
寝る前のスマホがだめな理由
スマートフォンや携帯電話のような電子機器の画面からはブルーライトと呼ばれる青色の光が出ていますがこの
ブルーライトは人が肉眼で確認できる光の中では最もエネルギーが強い光なので、脳が興奮してしまう
のです。
ブルーライトによって一旦脳が興奮してしまうとその興奮はすぐには収まりません。心身がリラックスして眠れる状態に入るまでに時間がかかるため、寝る前のスマホや携帯は寝つきを30分ほど遅らせることが多いです。
夜に自然と眠くなる理由は、人間の身体は睡眠ホルモンのメラトニンによって正常な体内時計を保っているからです。メラトニンが体内時計に働きかけることで覚醒と睡眠をきりかえて自然な眠りを誘います。
ですがスマホのブルーライトを夜、特に暗闇の中で見るとメラトニンの分泌を抑制してしまうため、体内時計に働きかけることができず覚醒と睡眠のリズムをコントロールする体内時計が狂うのです。
寝る前にスマホを使うと画面から目が近ければ近い程、部屋が暗ければ暗い程、スマホの画面が明るければ明るい程、目が受けるブルーライトの影響が大きくなります。
また若い人ほど目の水晶体が透き通っているため若ければ若い程ほどブルーライトによる影響を目に受けやすく、ブルーライトを長く目に受けていると紫外線を受けてシミができるように白内障になるリスクが高まります。
まだ子供への影響はそれだけではなく睡眠のリズムが整っていない成長段階の子供がブルーライトを浴びると睡眠のリズムそのものを崩してしまうことがあり、成長に影響を及ぼします。
ブルーライトだけではない、スマホが寝つきを遅くしたり睡眠の質を下げる理由
寝る前にスマホを使うと画面からのブルーライトが影響するだけでなく、画面上のホームページやLINEの文字情報も、脳をリラックスモードから「覚醒モード」にしてしまうため、寝つきを悪くするといわれています。
せめてLINEは辞めて、できるだけ文字があまり出てこないゲームなどにしておくとまだよいでしょう。
またブルーライトを軽減するシートやアプリなども販売されていますのでおすすめです。
どうしてもスマホを使うのをやめられない場合にはスマホで興奮してしまう脳をリラックスさせるGABAと、スマホの光で分泌が抑制されてしまうメラトニンの材料を補うこちらのサプリメントがオススメです。