寝つきは悪い方ではないし、熟睡して朝すっきりと起きられるのだけれど、どうしても夜遅くならないと寝付けない。そして朝も遅い時間にしか起きれない…という方は増えています。
そんなあなたはもしかしたら「睡眠相後退症候群」である可能性があります。
今回は管理人が遅寝遅起きが直しにくい「睡眠相後退症候群」について解説していきたいと思います。f
「睡眠相後退症候群」が起こるメカニズム
こういった遅寝遅起きが直しにくい状態になっている方は増えていて、自分の努力で朝早くに起きるのが難しいので、次の日予定がある時は徹夜して遅れないようにする方も多いです。
またその中には無理に朝早く起きたりすると頭痛・頭重感・朝食を食べる食欲がない・早起きすると疲れやすい・早起きすると集中できない・早起きすると十分な時間寝ても眠いといった症状が出る方がいらっしゃいます。
ですが、このような症状は午前中だけのことが多く、昼過ぎにはなくなって9時や10時に起きると調子が良くて、夕方近くなるとさらに調子よいといった現象が出てきます。
遅寝遅起きになっている方が陥っている可能性が高い「睡眠相後退症候群」になるメカニズムを説明します。
サーカディアンリズムという言葉を聞いたことがありますか?簡単に言うと人間の体内時計は25時間のリズムできざまれいています。しかし地球の時間は24時間で1日ですから、どうしても1日1時間ずつ遅れが出ます。
この遅れを直すのには朝の日光を浴びて朝食をとるとよいのです。理由は人は日光を浴びた16時間後に眠くなるようにできているためです。なので日光を浴びることでこの遅れがなかったことになり遅れがリセットされます。
しかし朝早くに起きて日光に当たらなかったり朝早い時間に朝食を取らなかったりして、これがリセット出来ず眠くなる時間は遅くなっていき起きる時間は遅くなっていく…これが「睡眠相後退症候群」です。
睡眠相後退症候群の改善の仕方
「睡眠相後退症候群」は軽度であれば、生活習慣の改善だけで改善されることが少なくなりませんので、早めの対処がおすすめです。
遅寝遅起きを直したいのならばまずは絶対に朝8時までに20分間日光を浴びることです。外に出るのがどうしてもイヤな場合はバルコニーや東向きの窓でもよいです。
起きれないところを無理やり起きるので、「〇時までに起きた自分へのご褒美」を用意しておくのが効果的です。たとえば6時までに起きられたらこのケーキを食べてよい、6時までに起きれたらランチはホテルのビュッフェにしよう、などです。
あとは一番好きな自分の趣味を朝にするだとか、どうしても読みたい本や漫画や雑誌を「朝の7時までしか読んじゃダメ」などと「自分ルール」を作っても効果的です。
趣味や好きなことやワクワクするようなことを朝にやるように朝を中心としたライフスタイルに変えるのがもっとも効果的な方法です。
また、ウトウトしている時に働いているのは潜在意識です。朝の眠い時に「起きよう」と思うのは潜在意識なので「早起きはすばらしい!」と心の奥から思うようにすると起きやすくなります。
早起きをして成功している人の本を何回ももしくは何回も読んで早起きの良さを叩きこみます。
「早起きはこんなに素晴らしい」「早起きしたら成功者になれるかもしれない」と潜在意識で心の底から思うと、あのウトウトして起きるか起きないかという辛い時に「私は何が何でも起きる!」というエネルギーが増すのです。
これを周りの人にも言うと、言ってる本人がいちばん影響されるため口に出すのもおすすめです。言うのが恥ずかしい方は水場では潜在意識にアプローチしやすいためトイレとお風呂と顔を洗う時に小さくつぶやいて下さい。
どうしても朝起きるのが辛い方はこちらのサプリメントを寝る前に飲むのがオススメです。