睡眠薬がないと眠れないようなかなり重度ともいえる不眠症になっているとやはりこのままではいけないし、副作用も心配になってくるからということで睡眠薬をやめたいという考えにシフトしてくることもあると思います。
ただ、いままで睡眠薬を使って眠っていたくらいですから睡眠薬をやめたら眠れなくなるのではないかという不安と恐怖がどうしてもつきまとってくることになります。
今回はもちろんしっかりと不眠なども改善することは前提として睡眠薬をやめたいと感じた時にスパッと睡眠薬をやめる方法についてこれからお伝えしていこうと思います。
薬の量を徐々に減らす
これは睡眠薬をやめたいとなった場合に非常に一般的は手法ともいえるのですが、たっぷりの時間をかけて少しづつ少しづつその服用量を減らしていきましょうというものです。
この方法には名前がついており「漸減法」などと呼ばれることもあります。
3か月くらいの期間をかけて1カ月ごとに4分の1に睡眠薬の服用量を減らしていきながら最後には睡眠薬を使わないようにしてみるというやり方になります。
一見すると理に適っている方法でもあるので時間をかければ睡眠薬は止めれるのか!と思うかもしれませんがデメリットもあります。
この方法だと反跳性不眠とよばれる状態に陥ってしまうケースもあり、睡眠薬を止めた後からその反動で眠れなくなる不眠状態がつづいてしまうというものです。
いわばこれも副作用の一種ではあるのですが、知っておかなければ「やっぱり睡眠薬がないと私は眠れないんだ」と誤解をしてしまいう原因になってしまいがちです。
服用する間隔を置きながら減らす
先ほどは数週間ごとに薬を減らすという方法でしたが、また少し違った方法で服用量を減らすという手法もあります。
これは隔日法とも呼ばれているもので、睡眠薬の服用する日を1日おきにするようにしてしばらく経過してから2日おき3日おきと感覚を広げていきながら摂取量を減らしていく方法です。
とくに使っている睡眠薬の作用時間が長いものであれば、1日空けても体に睡眠薬が実は残っていることも多々あります。
最初は飲まないことに抵抗があるかもしれませんが、反跳性不眠はこちらの方がまだ起こりにくいという特徴もあります。
睡眠サプリに置き換える
そもそも減薬をするというような意識が睡眠薬をやめたいという思いに反して精神的不安などを呼び起こしてしまう原因でもあります。
そのため少し考え方を変えて薬は飲まないけれども、睡眠サプリを飲むという方向へシフトしていくようにしていきます。
睡眠サプリはもちろん薬ではありませんので、睡眠薬のような中毒性や副作用などの心配もありません。
しかし眠れない原因を睡眠サプリの持っている成分によって根本的に改善していくようにすることができます。
もちろん成分的な対策もできるのですが、やはり気持ち的に「何かを飲んでいる」という感覚になることも睡眠薬を使わずに眠るためには大事な要素になってきます。
睡眠薬はいわば劇薬のようなものですが、睡眠サプリであれば健康を促進しつつ質のいい睡眠ができるように体の内面から変えていくことができる。
そう考えるとこれまで紹介したどの方法よりも睡眠薬をやめる方法としては理にかなった理想的な対処と言えるかもしれません。
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