テアニンは睡眠の質を高めることによって起床時の疲労感を軽減させたり、ストレスを軽減してリラックスさせることができるなど精神面にプラスになる効果がいろいろとある成分です。
緑茶などに微量に含まれているアミノ酸の一種ですが、効率よくテアニンを摂取して正しい効果を実感するためにはテアニンサプリメントを使うのが理想的と言われています。
ここでは最近とくにテアニンサプリの種類も増えてきているということもありますので、テアニン配合サプリメントを徹底的に比較をしてランキング化しています。
- 有効成分の配合量
- 価格
- 使い心地
- 実際に飲んで感じられた効果
これらの評価基準をもとにしてランキング化しているものとなっています。
テアニンサプリのランキング
1位 グッドナイト27000:圧倒的な成分配合量で睡眠の質を改善
グッドナイト27000は最近勢いづいてきている睡眠サプリで、2016年度のモンド・セレクションで金賞を受賞しています。
テアニン配合量は1日分で210mgと非常に多い上に、それ以外の有効成分も非常に多いのが特徴的です。
商品名に「27000」とついているのは1か月分の成分配合量を表しているもので、全成分を合計すると1日分で900mg分もの有効成分を摂取することができることになります。
とにかく圧倒的な量で勝負するというところはやはり魅力的ですし、実感力もかなりのものです。
2位 爽眠α:熟睡してスッキリ起床できる機能性表示食品
爽眠αはパッケージに可愛らしいキャラクターがいるのが印象的ですが、その睡眠に対する機能は確かなもの。
爽眠αについてもL-テアニン配合量は200mgさらにGABAなどの有効成分が配合されています。
構成としてはピースナイトに近いところがありますね。
こちらはとくに眠りが浅い人や忙しくて時間が取れないことが理由で睡眠時間が短くなってしまう人などが短時間でも睡眠に集中できるようになるなどメリットがあるサプリです。
消費者庁にもしっかり機能が届け出されている機能性表示食品なので安心して使うことができます。
3位 ピースナイト:キッコーマンが本気で作った機能性表示食品
ピースナイトは誰もが知る大手食品メーカーのキッコーマンが製造しているL-テアニン配合の睡眠サポートサプリメントです。
ただ大手メーカーだから安心というだけではなくて、テアニン配合量は200mgと多くなっていますし、それに加えてストレスに効果的なGABAが100mg配合されているので実感力がとにかく高いです。
私はピースナイトを2年前から愛用していますが、その間に3回も商品リニューアルがあり、常に研究開発されて商品の品質が高まり続けています。
このあたりはやはり流石大手・・・といったところでしょうか。テアニンサプリで定番かつ最も安心できるのはピースナイトです。
ピックアップ:伊藤園のテアニンむぎ茶がスーッと眠れると話題
こちらはテアニンサプリメントというわけではないですが、同じテアニンを主成分としている健康食品として伊藤園から販売されているものです。
正式名称としてはテアニンの働きで健やかな眠りをサポートするむぎ茶となっています。粉末から手軽にむぎ茶を作る事ができるのですが、1本あたりテアニンが200mg配合されているのでその他のテアニンサプリと同等の効果を得ることができます。
一番の違いはやはりサプリメントではなくむぎ茶である点です。飲んだ感じだと普通に作ったむぎ茶と全く違いがわからないような味なので違和感なくただいつものむぎ茶を飲んでいる感覚で自然にテアニンを摂取することができます。
機能性表示食品として消費者庁に機能を届出済みで、「夜間の健やかな眠りをサポートする」という働きがあります。むぎ茶からテアニンを摂取できるのでサプリを飲むよりも体のなかに成分が吸収されるまでのスピードが早いのでサプリよりも早く寝付く事ができるのが魅力です。
4位 ネムリス:休息の満足度がアップする睡眠サプリ
ネムリスはテアニンが主役のサプリではありませんが、特許成分が含まれる睡眠サプリとなっています。もちろん配合成分の中にはテアニンも含まれています。
ネムリスの主成分はラフマ葉エキスとなっており、セントジョーンズワートの30倍もの休息力がありながらも安全性が高いということで注目を集めています。
特に凄いのはモニターテストの結果で、3日目の時点で69%の人が効果を実感しており、30日間になると92%の人が実感しているという点です。睡眠サプリは睡眠薬ではないのですぐに効果は実感できないことが多いですが、1月以内に殆どの人が睡眠の違いを感じることができていることになります。
テアニンも配合成分の一種として36mg配合されています。テアニンが主役の機能性表示食品となるサプリは200mgのテアニン量になっているのでそれと比較すると量は見劣りします。
ただ、GABAやトリプトファン、ラフマやクワンソウなど天然の休息成分が複数含まれるためそれらの相乗効果が得られるという点では機能性表示食品にはない魅力があるといえます。
5位 ネナイト:手軽にどこでも買える機能性表示食品
ネナイトは大手メーカー「アサヒ」が販売している睡眠の質を高める機能性表示食品です。
主成分はL-テアニンとなり、その他のテアニンサプリと同じように1日分で200mg配合されています。
ネナイトは販路が広いのでわりとどこでも購入することができるようになっていて、スーパーの中の医薬品コーナーとかドラッグストアのサプリメントコーナーなどでも販売されていることがよくあります。
実店舗でも気軽に購入することができるという点は通販が苦手な人からするとメリットになるポイントになっています。
ただ配合されている有効成分はL−テアニンのみとなっているので他のテアニンサプリのようにテアニンとその働きをサポートしてくれる成分による相乗効果などはとくにありません。
6位 熟すやナイト:手軽に買える敷居の低いテアニンサプリ
井藤漢方製薬が販売する睡眠サプリの熟すやナイトもドラッグストアなどで手軽に購入することができます。
睡眠サプリに特化しているメーカーではありませんが、しっかりとL-テアニンは200mg配合されています。
グリシンも100mg配合されている点がひとつの特徴で、連続してストレスや一過性の作業によって感じるイライラなどに対する効果が期待できます。
購入できるのが20日分で約2,000円なのでなぜ30日分にしてくれないのか・・・という点はマイナスポイントですが購入の敷居は低めです。
7位 オリヒロ快眠サプリ:粉末で摂取するテアニンサプリ
オリヒロ快眠サプリは錠剤のテアニンサプリとは少し違う粉末タイプのサプリメントになっています。
飲むためには水かお湯に溶かして飲む必要がでてくるので、錠剤タイプのテアニンサプリと比較をしてしまうと若干飲むのが面倒になってきます。
ただ、こちらもL-テアニンの配合量は200mgとしっかり基準値を満たしている機能性表示食品となっています。
価格は1袋1,480円と安く見えますが、1袋に14本入りということで2週間分しか入っていません。
コスパはあまり良くないですが、粉末ならではの吸収力の高さなど魅力もあります。
8位 テア眠:大量生産可能なサンテアニンを配合した粉末テアニン
テア眠は太陽化学株式会社というところが販売している粉末のテアニンサプリとなっています。
使っているテアニンがその他のテアニンサプリとは少し違った「サンテアニン」というものになっており、安価な価格でもそれなりに純度の高いテアニンを大量に生産できるところを上手く利用しています。
そのためテア眠の価格自体も安めに抑えられていて、15日分で1,620円となっています。
結局30日に換算すると3,240円なのでそこまで安さに割り切れていない部分はありますが、敷居を低くしているテアニンサプリです。
テアニンが睡眠サプリの中でも人気がある理由
所詮テアニンもたくさんある睡眠サプリの成分の一つ。そう捉えることだってできるわけですが、なぜテアニンが主役のサプリはここまでたくさんあってどれも一定の固定リピーターがつくほど人気があるのか気になっている人もいるでしょう。
答えはシンプルで、リピートしたくなるのは結局のところ使ってみて効果が実感できるからなんですよね。
じゃあ他にもたくさんある睡眠サプリの中からテアニンサプリを選ぶ理由になってくる効果にはどんなものがあるのか。
- イライラを解消してリラックスする
- 脳の興奮状態を抑えて自然な眠りをサポートできる
- 血行がよくなって冷えやむくみを解消できる
- 眠りを深くすることができる
- 夜中に目覚める中途覚醒を抑制できる
ざっとテアニンに期待できる効果をまとめるとこのようになります。
寝つきを良くする効果もなくはないですが、どちらかと言うと睡眠の質へ作用する効果のほうが期待値が高いです。
何回も夜中に目覚めるような中途覚醒が頻繁に起きていると朝起きた時に頭や体が重だるい感じになって辛いですよね。
テアニンサプリを使えば睡眠の質が高まるから朝の目覚めがスッキリして気持ちの良い朝を過ごせるようになります。
テアニンサプリの比較表
グッドナイト27000 | 爽眠α | ピースナイト | ネムリス | ネナイト | |
テアニン量 | 200mg | 200mg | 200mg | 36mg | 200mg |
他有効成分 |
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なし |
種別 | 機能性表示食品 | 機能性表示食品 | 機能性表示食品 | 健康食品 | 機能性表示食品 |
価格 |
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1,900円 |
定期縛り | 3回 | なし | 4回 | なし | − |
起床時のスッキリ感 | |||||
中途覚醒への効果 | |||||
寝つきの早さ |
テアニンサプリのランキング5位までのスペックを比較してみました。
こうしてみるとテアニン量や他の成分、価格をひと目でチェックできるのでどれが優れているかという点も視覚的に見やすいですよね。
成分的に最も優れているのはグッドナイト27000となります。テアニンの量も多いですし、他の有効成分も多数配合されているので総合力が高くなっています。寝つきの早さと起床時のすっきり感など睡眠への満足感が高くなっています。
ネムリスはテアニン量こそ少ないものの、それ以外の有効成分が非常に多いため実感力ではその他の機能性表示食品陣に負けていません。むしろ薬から移行に成功している方も多いサプリなので実績もあります。
また、定期縛りがあるサプリも多いため、気軽に試したい方は縛りがないサプリを選ぶようにしたほうがいいという点もあります。グッドナイトは成分や価格面は優れていますが定期縛りがあるのが残念なポイントです。
気軽に試したい方に関しては爽眠αかネムリスあたりが妥当な所でしょう。
テアニンサプリで迷っているなら
L-テアニンを主成分としているテアニンサプリはかなり種類も多くなっているので、ここに紹介したもの以外にも細かいものはたくさんあります。
ただ比較的大手で知名度のあるテアニンサプリは網羅して紹介しているので、大体どのようなテアニンサプリがあるのかというところは当記事でもわかるようになっていると思います。
もしまだテアニンサプリが欲しいけれどどれを選ぼうかというところで迷ってしまっている・・・ということであればまずはグッドナイト27000からはじめてみることをおすすめします。
大手ならではのサポート体制と品質は他にないメリットになりますし、常に商品を改良するために動き続けている点なども好感がもてます。
基本的にテアニンサプリで機能性表示食品に届け出済みのものはどれもある最低200mg以上のテアニンが入っているということもあってある程度は似通った効果があります。
ただ、その上でも有効成分としてGABAが含まれる点や緊張状態をほぐしてくれるラクティウムやトリプトファンなどが含まれるのでより睡眠を快適にできる実力がしっかり備わっています。