赤ちゃんが夜泣きをしている最中にはどうしてもお母さんは寝不足になりますよね。
今回は管理人が赤ちゃんの夜泣きで寝不足の方の対処法について解説していきたいと思います。
こんなに寝不足で倒れないの?
赤ちゃんに夜泣きをされているお母さんはたいてい寝不足に陥ってふらふらだと思いますが、よくよく考えてみると妊娠後期から少しずつ眠れなくなったり眠りが浅くなりませんでしたか?
これは赤ちゃんの夜泣きにお母さんが合わせられるようにお母さんの体が少しずつ変化していくからです。
出産した後は以前のまとまった睡眠ではなく「細切れ睡眠」へとお母さんの睡眠のサイクルが変わっていきます。お母さんの体は赤ちゃんとの生活に合わせて変化していますので「寝不足で倒れる」ことはないそうです。
管理人も上の子は3歳、下の子は3か月から夜泣きがひどくて「こんなに寝不足が続いたら、管理人が倒れてしまうかも?」と思っていたのですが助産師さんによると以上の理由で寝不足でも大丈夫だそうです。
さらに赤ちゃんを母乳で育てているとホルモンの影響で「さらに寝不足でも大丈夫な身体になる」そうです。
妊娠前期はお母さんのエネルギーをできるだけたくさん赤ちゃんの発育に使おうとするのでお母さんが動かないようにとにかく眠くなりますよね。それはお母さんの身体がお腹の子の発育を守ろうとして「身体を休めようとするホルモン」が働き眠くなるそうです。
逆に妊娠後期は逆にあまり長く眠れなくなりますよね。それはもうすぐ始まる子育ての為に「夜泣きで寝不足になることに対応できるように短い時間で熟睡して体力を温存できるようになるホルモン」が分泌されるからだそうです。
母親になるとそういった赤ちゃんを育てるための力が自然と湧いてくるので大丈夫みたいです。
お母さんが寝不足でも大丈夫な仕組み
赤ちゃんの泣き声を聞くとお母さんの脳からプロラクチンというホルモンが出ます。
プロラクチンは母乳を分泌するとともにお母さんが赤ちゃんの夜泣きで寝不足になって短時間の睡眠しか摂れない状態でも身体を修復して元気に目覚めさせて活動させてくれる作用があります。
お母さんが慢性的な寝不足でも赤ちゃんが夜泣きするとすぐに目が覚めるのはこのプロラクチンのおかげです。
「寝不足で倒れそう」と思って不安でいても自分では気付かないうちに疲れが取れるような身体のリズムができているのです。「寝不足で倒れる」と言いながらもしっかり赤ちゃんのお世話をこなせるのはこんな理由からです。
「ちょこちょこ睡眠だから」「熟睡していないから」という理由で寝不足だと思うのは思い込みや勘違いの場合もあるそうなので心配し過ぎのストレスの方がよくないし、寝不足だと思うことで不安からささいなことでイライラしたり落ち込んだりと、子育てにも悪影響が出てくるので「今はこういう時期なんだ」とか「ホルモンが助けてくれるから大丈夫」と気にしないのが一番です。
夜中の赤ちゃんのお世話の簡略化のしかた
赤ちゃんのお世話って授乳が終わってやっと横になったと思ったら今度はオムツが汚れて泣いたり、大きくなって寝返りをするようになれば「うつぶせになっていないか」「布団を蹴ってないか」などいろいろ気になりますよね。
子供にもよりますが3歳くらいまでは夜中に何度も起きる子は珍しくありません。うちの子も上の子は3歳から夜泣きが始まったし下の子は3か月から3歳を過ぎても夜中に2,3回は起きて来ていました。
寝不足だと疲れが溜まるので育児をできるだけ簡略化しましょう。夜中のオムツ替えを簡単にするためには紙オムツがおすすめで布オムツを使っている方は夜間だけでも紙オムツにしてみると負担が軽くなります。
あとはこちらが寝室から出て目が覚めてしまわなくてよいように「授乳が終わったら即寝れる態勢」を整えておくことがポイントです。管理人はおむつを持って行くのがイヤだったので夜中に替えたオムツは寝室に置いてある大きいジップロックに入れてその辺にポイしてすぐに再び眠りについて朝捨てていました。あとは授乳で起き上がるのがイヤで添い乳をしていました。
「添い乳」は添い寝しながら授乳することで慣れるまでは体勢が難しいのですがいったん慣れてしまえば、横になりながらの授乳は起き上がらなくてよいのでとても身体が楽です。
少し赤ちゃんが大きくなってくれば無理な体勢をとってこちらが合わせなくても自分で乳首を探して飲むようになりますので、ミルクで育てるよりも母乳で育てる方が夜中の授乳は簡単です。
いったん毛布から出て授乳をさせて布団に戻るとせっかく暖かかった毛布が冷たくなっててしばらく寒い思いをするのでこれからの冬の寒い時期にも「ふとんから出なくても授乳できる」のは嬉しいですよね。
お母さんは夜中の寝不足を昼寝で補えます
先程述べたお母さんに出るホルモンのおかげでお母さんには細切れ睡眠で身体を回復させる機能が備わっていて、子育て中のお母さんの昼寝には「夜の睡眠の5倍の疲労回復効果がある」そうです。
昼に赤ちゃんが昼寝したほんの15分程度でよいので居眠りをするだけで午前中の疲れが取れるそうです。
管理人はよく上の子に「ママ30分くらい寝ないと夜泣きで寝不足すぎて具合悪くなりそうだから下の子がうつぶせにならないか見張っててくれる?起きたら一緒に遊ぼうね」と赤ちゃんだった下の子を上の子にお願いして、つかの間の疲労回復をしていました。
眠りには浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」がありますが、お母さんになると夜間は浅い眠りの「レム睡眠」をしています。「レム睡眠」は脳が活動している状態なので目覚めはいいそうです。
しかしそれでは脳が休まらずにストレスや精神的な疲れがたまってしまいます。
逆に「ノンレム睡眠」は深い眠りについているので脳が休まります。昼寝で眠りについててすぐは深い「ノンレム睡眠」、30分を過ぎると浅い「レム睡眠」に変わるそうです。
30分以下の昼寝は深い眠りの「ノンレム睡眠」につくことができるので脳を休めることができます。いつも「レム睡眠」を繰り返しているお母さん達には深い眠りの「ノンレム睡眠」が取れる昼寝がおすすめです。
睡眠中に脳を休める時はには深い眠りにつくノンレム睡眠が必要ですがノンレム睡眠は脳を休息させるので呼吸・脈拍がゆっくりでリラックスした状態です。
その状態が赤ちゃんの夜泣きによる寝不足や溜まった疲れや精神的なストレスを軽減させますので大変よいです。
昼寝をしても疲れやストレスが解消しきれない場合にはストレスに強くなるGABAと睡眠ホルモンの材料のトリプトファンや疲労回復にもよいビタミンB群がバランスよく配合されたこちらの休息サプリメントがおすすめです。