早く目覚めてしまう!早朝覚醒の原因と適切な対処法まとめ

毎朝意図していないのに朝早く目覚めてしまうという状態で悩んでいるということはないでしょうか。

早起きしたいのにいつも寝坊してしまう人からすると一見ウラヤマシイ!とすら思えることかもしれませんが、もう少し寝ていたいのに早く目覚めてしまうような状態が毎日続いているとかなり辛いところがあると思います。

6時から7時前後くらいのように普通に健康的な人が起きるべき時間であれば問題はないですが、4時台とか5時台にのような時間帯に用事もないのに目が覚めてしまうのは無駄でしかないですし、もう後1時間か2時間くらい眠ってから起きたかったという思いの方が強くなってくると思います。

早く目覚めてしまうという状態は早朝覚醒と呼ばれる症状で年齢やストレスなどいろいろな要因が重なって出てきてしまう一種の睡眠障害となっています。

管理人
今回はなぜ早朝覚醒してしまうのかという原因、そしてその対処法についてまとめていきたいと思います。

 

予定よりも早く目覚めてしまう早朝覚醒が起きる原因

たとえば朝の8時に起床したいと思って自分でアラームを朝の8時に設定していたのに、それよりも1時間以上早くに目が冷めてしまったらこれはもう早朝覚醒といえます。

それでシャキっと起きることができていて、早く起きた分の1時間を有効的に活用することができるならいいかもしれませんが、そういう時ってだいた目覚めたけど頭がぼんやりしてまだウトウトしたままであることが多いです。

結局そのまま布団のなかでダラダラ寝たり起きたりを繰り返しながら時間を無駄にしてしまったり、起きる予定だった8時を過ぎてもまだ頭が目覚めていないような状況になることすらあると思います。

こういった早朝覚醒による睡眠トラブルが多発してしまう原因はいくつかに分かれているので、ポイント別に分けてご紹介をしていきます。

加齢による体力の減少

眠るのにも体力が必要であるということをご存知でしたでしょうか。そもそも疲れて体力を回復させるために眠るはずなのに眠ることにも体力を使ってしまうと考えるといろいろ矛盾を感じますが、これについては間違いのない事実です。

実はちょっと眠るというよりも、長時間ぐっすりと眠り続けるためには特に体力が必要になると言われています。たまたま忙しくて疲れているとか基礎体力が少ないという場合は起きているときにすぐに眠くなったりすることはあると思います。

そして寝ようと思ったらすぐに入眠することはできるので、体力が少ないか削られている状態だと寝付きはよくなる事が多いです。しかし継続して眠るためにはまた別途体力が必要になってきてしまうので、結局眠り続けるための体力が足りなくなって目覚めてしまうという状況になってきます。

とくに年をとってくると就寝時間は早くなり起床時間はもっと早くなってしまって、加齢により睡眠時間が全体的に縮小していく傾向にありますが、これも体力が加齢によって落ちているからにほかなりません。

運動不足で基礎体力が減少しても早朝覚醒する

加齢だけが原因で早朝覚醒するとなると年齢的にはおそらく40代後半とか50代以降になってきてからの話です。

もっと若いのに早朝覚醒が多い場合はそもそも日頃の運動が足りなすぎて若くして基礎体力が減少しているという可能性も考えられます。

最近はネットでなんでも購入できる便利な状態ができあがっている事もあって、あまり外に出ることがなく家に引きこもりがちになっている方も多いです。

外に出るとしても車をつかってほとんど歩かないとか仕事をしているときも椅子に座ってパソコンで作業をするだけ・・・といった状況が長く続いていると20代とか30代くらいでも平均より大きく体力が減少しているということが考えられます。

管理人
寝付きは良いし、別に生活にそこまでストレスを感じていないのに早朝覚醒をしてしまうという悩みが続く場合は根本的な体力の減退を疑うべきかもしれません。

 

睡眠の質が低いと早朝覚醒も多くなる

加齢であったり体力の減少などではない原因を探るとするならば考えられるのは睡眠の質が低下しているという部分に絞られてきます。

睡眠の質が低い原因はまたかなり多岐にわたるものになるので、この記事内で細かく分析することは避けますが、一般的には以下のような原因によって睡眠の質が低下すると言われています。

睡眠の質が低下する原因
  1. 昼間の間に感じているストレスが大きい
  2. 慢性的にストレスを感じざるを得ない生活環境
  3. 睡眠の環境(寝具・騒音・湿度・温度)が良くない
  4. 寝る前に脳が覚醒する行動をしている(スマホ・テレビ・ゲーム)

最も多いものとしては上記の4つとなりますね。

ストレスうでイライラしている時とか、何かしら生活に関する不安や心配事などがある状態だと睡眠の質を高めるために必要になるセロトニンの分泌量が減少してしまうのでリラックスした状態で眠ることができなくなってしまうことがあります。

また、枕があっていないとか、寝るときに寒いと感じるなど環境面で問題がある場合もそれ自体ががストレスになって眠ることに集中できなくなってしまうことがあります。

最近だとスマートフォンやタブレットなどをベッドに持ち込んで寝る前にしばらくゲームをしたり電子書籍を読んだりしながら時間を過ごして疲れてきたら寝るというようなスタイルがクセになってしまっている人もかなり多いように見受けられます。

この時間ってかなり幸せですし、楽しいですから一度ハマってしまうと抜け出せないところは確かにありますよね。

ただそうした寝る前の行動はブルーライトによる刺激であったり、明るさによって脳に負担がかかり、アドレナリンが分泌された興奮状態になる原因となります。それが影響して睡眠の質が低下してしまうようになってしまうということも十分にありえることなのです。

対処法としてはまずは睡眠の質を高めるところからスタートするべき

管理人
早朝覚醒で予定の時間よりもかなり早くに目覚めてしまう状況が続くようであれば、まずは一旦睡眠の質を高める方向で対策をしていくことをおすすめします。

 

体力をアップさせることも必要ですが、加齢による原因だと毎日ウォーキングをしたり体力を損なわないための食生活を続けるなどかなり生活を変えていく必要もでてくるのではっきり言ってなかなか時間がかかりますし大変です。

ただ睡眠の質を高めるということであれば、工夫次第ではすぐにでも実践が可能になるので早朝覚醒対策として取り入れてみて様子をみるのが一番かと思います。

就寝の1時間前からは光を浴びない

例えば夜の0時には眠りについて朝8時に起きるのが自分の中では理想だと考えるなら23時頃にはテレビもスマホもなるべく見ないようにして、できれば部屋の電気などは暖色系の色の明かりに変えるか間接照明などにするといいです。

慣れていないとなかなか自分の生活に制限をかけるようでツライところもあると思いますが、できるだけ就寝の1時間前には光源をカットしたほうが睡眠の質が上がって朝までぐっすり眠れるようになります。

iPhoneなどは深夜帯はブルーライトをカットするような設定も可能になっていますので、そうした設定などを駆使するのも手段としてはありですね。

または、就寝前はブルーライトをカットするメガネやサングラスを着用するなども効果的でしょう。

寝具を快適なものに変える

もし現在つかっている寝具に不満があって、あまり快適に眠れていないと感じているなら思い切って自分への投資と考えて寝具を一式変えてみるのもいいでしょう。

ちょっと高いですが、フランスベッドのような快適な寝心地を実現する広めのベッドなどを使ってみると、それだけでも睡眠の質が上がることがあります。

また、あまりお金を出したくないとか、ベッドを置くとか買い換えるのはスペースの問題で難しいという場合は低反発マットレスを購入して現在のベッドのマットレスと入れ変えるなどの方法で対策をしてみるのもいいです。

テアニンをサプリで摂取する

リラックスさせて睡眠の質を高めるための成分としていま有力視されているものにテアニンがあります。

もともとは緑茶などの渋みに含まれている成分なのですが、興奮状態を抑制させながら脳内にα波を発生させてリラックスした状態を作ることで睡眠の質を改善させることができるとされています。

現状だと就寝の30分くらい前にテアニン200mgを摂取することで睡眠の質が変わることが報告されており、機能性関与成分として登録がされています。

最も簡単なのは寝る前にテアニンサプリメントを飲むことで睡眠の質を改善するという方法になります。

テアニンサプリには色々ありますが、あの大手食品メーカーでもあるキッコーマンがピースナイトというテアニン配合睡眠サプリを販売しているのでそういった信頼できるサプリメントからはじめてみるのもいいですね。

この記事のまとめ

今回は予定よりも早く目覚めてしまう!というような早朝覚醒の悩みについてその原因と対処方法をまとめてきました。

早朝覚醒が続くと起床後の疲労感も増えたり日中のポテンシャルもかなり下がってしまうなど日常生活的にマイナスになることもかなり多いです。

そのままで我慢するようなことは決してしないでなるべく早い段階で対処をして少なくとも予定してい時刻と同じか10分差くらいのタイミングまではぐっすり眠れるようにしていくのがベストですね。

テアニン配合サプリメントについては当サイトで数多くのサプリを検証レビューしているので、どれを選ぼうか迷ってしまいそうな方は下記のテアニンサプリランキングなども参考にしていただければと思います。

 

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