原因不明の腹痛やお腹の不快感や痛みとともに慢性的な下痢や便秘が続いて原因がわからないといったことはありませんか？
今回は管理人が原因不明の腹痛慢性的な下痢や便秘やお腹の不快感について解説していきたいと思います。
現代人がよくかかるまだあまり知られていない胃腸の病気
ストレスを感じるような毎日が続いていたり休日に疲れから何もしたくなくてうまくストレスを解消できていないとなる胃腸の病気の中に過敏性腸症候群があります。
過敏性腸症候群（英語でIrritable Bowel Syndrom ＝ IBS）は原因不明の腹痛やお腹の不快感や痛みとともに慢性的な下痢や便秘が続く、腸の動きが様々な刺激に対して過敏になる病気です。
この病気はアメリカで20年ほど前から急増している病気で日本などの先進国でも増加し続けています。日本の医療の世界でこの病気が知られ始めたのが15年前で広く知られるようになったのはここ5年の話です。
なのでまだあまり広く知られていない病気です。過敏性腸症候群は連続した精神的な疲労や連続したストレスでかかるのですが症状を訴えるのは特に若者に集中しています。
過敏性腸症候群の人達に共通している項目に「睡眠不足」が指摘されています。
自律神経の乱れの原因は不安や緊張などのストレスですが寝不足もまた自律神経の乱れを引き起こす大きな原因になっています。実は寝不足によって一番ダメージを受けるのが腸なのです。
腸には脳からの驚くほどの数の自律神経が網のようにからみつくようにくっついています。
管理人はストレスを感じるとすぐに腸が痛くなったり慢性的な下痢や便秘をしたり腸の症状が出て不思議だったのですが、これを見た時に自律神経が乱れると腸がすぐに不調を起こすことに納得がいきました。
腸と脳は自律神経でつながっていて自律神経の乱れで胃や腸はもともと精神的なダメージを感じやすいです。
腹痛と同様に自律神経のバランスの乱れが腸にくる人は、寝不足により慢性的な下痢も引き起こしやすくなります。自律神経の乱れが腸の神経を変に刺激して動きすぎることが腹痛や下痢の原因になります。
腸の不調は身体の中の免疫機能では最強とも言える腸の免疫力を低下させますので長い間の原因不明の腹痛やお腹の不快感や慢性的な下痢の悩みの方はすぐにはなかなか改善するのは難しいものです。
症状を感じる期間が長ければ長いほど、治るのも時間がかかりますので早めの対処が必要です。
お腹の不快感や腸の波打つような異常運動が起きて過度に収縮した場合、ひどくなりすぎるとトイレが間に合わず便失禁を来してしまうこともありますし、逆に腸の動きが鈍くなりすぎてひどい便秘になることもあります。
知られていないだけで珍しい病気ではありませんが治療が大変です
過敏性腸症候群は先進国の人口の10～15%が経験する機能異常でアメリカでは5人に1人がかかっています。
10～20歳に発症する傾向があって男性よりも女性により多くみられますが残念なことに男性に効く治療薬はあっても女性に効く治療薬はまだ開発されていません。
原因不明の腹痛や慢性的な下痢が一度起こると授業中や通学中や通勤途中や会議中が心配になり、更にストレスを感じて腹痛や下痢など腸の過活動や胃の過活動が余計にひどくなって悪循環になりますので早めの対処が必要です。
対処法としてはリフレッシュやストレス解消となるような自分へのご褒美を与えることと、寝起きがスッキリするような質のよい睡眠を十分に摂ることがどうしても必要です。
注意が必要なのが間違っても腹痛を薬で改善してはいけません。
なぜなら薬品はたとえ胃薬や整腸剤や腹痛の薬でさえも胃や腸にとても悪く、驚くべきことに薬剤師が見ることができる胃腸薬の添付資料の副作用の欄には「胃痛、胃腸障害、腹痛、下痢」などがあるためです。
寝起きに感じる腹痛は寝不足が原因のことが多く考えられますので、睡眠の質が悪いことや睡眠が足りていないことをきちんと自覚して改善しようとすることが必要です。
寝不足による自律神経の乱れや腹痛が慢性的になると自律神経失調症や、女性に効く治療薬がまだ開発されていなくて女性にとっては一番恐ろしい腸の病気である過敏性腸症候群など重大な問題になってきますので早めの対処をおすすめします。
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