なんか朝起きたら背中が痛いんだよなぁ、寝て起きても疲れが取れないし…ということありませんか?そういう方はもしかしたら枕が合わないからかもしれませんよ。
質のよい睡眠を得るためには寝具選びはかなり重要です。今回は管理人が頭を高くするだけではない枕の本当の役割を知って自分に合った枕をみつける方法を解説していきたいと思います。
頭を高くするだけではない枕の本当の役割
二本足で歩く人の身体には、頭と腰を支えるために首を中心としたS字状のカーブがあります。これは無理なく自然で楽な姿勢を保つためのもので、寝姿勢もまた同じようにこれが保たれることが熟睡するために大切になります。
朝起きたら背中が痛い場合は枕が合っていない可能性がとても高いです。
枕の役割は頭を高くすることと寝返りを打ちやすくすること以外に「寝姿勢をどれだけ寝ている間に身体に負担をかけない姿勢に維持するか」という役割があります。
具体的に寝姿勢がどのようになっていると寝ている間に身体に負担がかからないのかというと、枕が頭から首のラインにぴったりフィットしていて立っている時の首筋のゆるやかなカーブの形を維持していることが重要です。
一番理想的な寝姿勢は立っている時の姿勢をそのまま倒した姿勢です。
自分に合わない枕を使用すると首筋の骨がまっすぐに維持できず、首や肩や腰に大きな負担がかかります。また首のカーブの度合いや筋肉のつき具合は人によって異なるため、自分にあった枕を選ぶことが大切です。
どんな枕がよいのか
一般的には首を支えて頭を包み込む形をしている2つの大小のカーブのある枕がよいです。
管理人のおすすめは、血行を妨げないやわらかい低反発枕がよい方にはショップジャパンの「ネックフィットピロー」、沈み込まないとても堅い枕が好きな肩にはヘルスウェーブDCバージョンの「すややか枕」です。
価格はたしか定価がネックフィットピローが5980円ですややか枕が1万1980円だと思いました。
うちは旦那がネックフィットピロー、管理人はすややか枕を使っています。どちらも気道が確保しやすいので喘息の咳で寝つきの悪い人やいびきがひどい人にも大変おすすめですよ。
首のカーブを支えて楽にするための道具が枕なのです。だから枕が合わないと朝の目覚めがすっきりしません。
さらに首や肩や腰が凝ったり痛んだりします。枕を新しく買いたくない方には「そんなに合わない枕なら、いっそ使うのをやめてしまったら?」という発想の「枕なし睡眠」をおすすめします。
もちろん合う枕を使う睡眠が一番なのですが、合わない枕を使っているのと比較した枕なし睡眠のメリットは、枕なしで横になると身体と首が平行になって血液の流れがよくなり、肩や首への負担が軽減されて凝りや痛みが和らぎます。
さらに枕がないことで気道を確保でき鼻孔も上向きになるので呼吸が楽になります。合わない枕を使うことに比べるといびきの軽減にも効果的です。
枕なし睡眠の場合は丸めたタオルを自分の首のカーブに合わせた形に入れるとより快適です。