ハルシオンは、睡眠導入剤の中でも、ベンゾジアゼピン系に分類されるお薬で、即効性があり、効果がきちんと出ることから、1983年の発売以来、不眠治療のメイン薬としてたくさんの方に使われているお薬です。私自身も数年間服用していたことがあります。
不眠ってホント辛いですよね。私自身も高校1年生の頃から半年前までの10年以上もの間、苦しみ続けて来たを最大の悩みが、不眠です。しかもこの苦しみ、同じような方にしかわかってもらえないため、余計辛いですよね。そんな辛さから薬を飲むだけで解放されることができて、何もしないでも眠ることができるのであれば、それはとっても魅力的かもしれません。
ハルシオンの効果は早く、服用後15~20分もすれば、眠気が得られることから、ストレスのないスムーズな入眠が期待されます。しかしそんなハルシオンも良いことばかりではありません。ハルシオンを服用していることで意識障害など重大な副作用が現れることも実際にあるようです。
今回はそんなハルシオンの効果や口コミを検証しながら副作用の危険性について解説していきます。
ハルシオンの副作用について
ハルシオンは眠りにつく効果が高く、長年不眠に悩まされて苦しんでいる方にとっては喉から手が出るくらいに魅力的な薬だと思われます。
一方で、そんなハルシオンの添付文書には、以下の副作用があると報告されています。
【ハルシオンの服用で報告されている副作用】
- 薬物依存
- 離脱症状
- 記憶があいまい、もうろう状態、夢遊状態
- 翌朝の眠気、頭が重い、頭痛、だるさ
- ふらつき、めまい感、倦怠感、脱力感
- 発疹、かゆみ
【ハルシオンの長期服用からの減薬または服用中止で報告されている副作用】
- けいれん発作
- 幻覚、妄想、せん妄
- 不眠
- 不安
- 振戦
- 耐性(長期連用で効き目が悪くなる)
ハルシオンを継続して使っていくなかで報告されている副作用としてはこのようになっています。
実際にハルシオンを服用した方の効果や口コミ
ハルシオンを使っている人の口コミを見ていくと以下のような副作用とみられる症状がでているという報告もされています。
- 服用後から寝付くまでの記憶がとてもあいまい
- 服用後、寝付くまでの間にせん妄状態が訪れる
- 自分では覚えていないが、服用後に何らかの行動をしたり話したりしている
- 薬を飲まないと眠れなくなった
たしかに口コミなどをチェックしてみても睡眠へと導く効果自体は高いということが窺えますが、同時に副作用の危険性にさらされるというリスクがあるということは否定できません。私自身もこの薬の服用により、軽い健忘を起こしたことが何度もありますし、数か月の間、薬に頼らないと眠れなくなってしまいました。ベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤は、効き目がいいのが長所ですが、短所として、副作用や依存性が高いことが挙げられます。
やはり国からの認可が下りているとは言え、ハルシオンはサプリメントではなく薬ですから、服用に対する安全が保障されているわけではないということです。イギリスでは昔、ハルシオンを飲んでいた方が、寝ている老母の頭を9回撃ったことで、薬害であると製薬会社を訴えたことも話題となったくらいで、急激に効くため、危険性も高く、犯罪に使われる可能性もあるため、実際にイギリス、オランダ、ノルウェー、フィンランドなどでは、ハルシオンが販売中止になっています。
ハルシオンだけでなくこういった睡眠に関する薬を使うのであれば「本当にどうやっても眠気が来ずに、このままでは何日も連続で眠れないレベルの深刻な不眠症になってしまう」というくらいによほど切羽詰っている状況の方以外は避けた方がよいのではないかと思います。
副作用のない睡眠サポートサプリ
今回はハルシオンの副作用や問題点についていろいろと解説してきましたが、やはりこういった副作用などの心配がないサプリメントなどがあればそちらを使ってみたいという方も多いと思います。
私が実際にハルシオンのような薬品に頼らずに不眠を改善できたのは休息ハーブを使用していることから天然の休息力にとことんこだわって作られている睡眠サポートサプリのマインドガードDXというものを使い始めてからです。
休息習慣をつけていくのには必要不可欠と言われているトリプトファンなどの栄養素も含まれているので健康バランスを維持しながら副作用のない快適な睡眠を実現することができるようになっています。
もし睡眠導入剤の副作用などが気になっていて不眠が改善できない・・・と言った悩みを持っているのであれば試してみる価値はあるかと思います。