あ…携帯のアラームが鳴っている…起きなきゃ…でも目は開くけど身体が動かない…という「目が覚めた状態なのになんだかまだ寝ているような感覚」に陥ってうっかり二度寝したことはありませんか?
「目が覚めた状態なのになんだかまだ寝ているような感覚」のことを睡眠についての学問の中では「睡眠慣性」といいます。
今回は管理人が睡眠ほとんどの人がしてしまってる睡眠慣性を強めてしまう意外な要因について解説していきます。
「忌まわしき二度寝問題」の深刻化を阻止しましょう
スマホや携帯のアラームのスヌーズ機能の刺激を受ければ受けるほど「目が覚めた状態なのになんだかまだ寝ているような感覚」に陥りやすく、睡眠と目覚めを何度も繰り返すと「忌まわしき二度寝問題」も深刻化するようです。
眠い目を開いてアラームを止める…スヌーズが鳴るから止める…またスヌーズが鳴るから止める…ということを繰り返していると身体や頭が重くてなかなか起きられないのは単なる睡眠不足のためではありません。
同じような睡眠時間でも「自然とすっきり目覚める日」と「アラームに起こされグッタリ起きる日」があることに気が付いている人も多いでしょう。ではどのようなメカニズムで寝起きの感覚は決まってしまうのでしょうか。
携帯やスマホのアラームや目覚まし時計などで「睡眠のリズムからしてタイミングの悪いところ」で無理やり起こされた時によくある「目が覚めた状態なのになんだかまだ寝ているような感覚」を睡眠慣性といいます。
睡眠慣性があると頭がうまく回らないため思考がうまく働かずうっかり二度寝してしまったり朝の準備が遅い原因になったりするため学校のある学生や仕事のある社会人にとってはなんとかしなくてはならない問題です。
睡眠慣性からの回復には2時間から4時間を要するので、朝の寝起きや支度だけではなく午前中の仕事にも支障をきたしてしまいます。
朝食・朝のシャワー・カーテンを開けて光を浴びる・電気を明るくするなどの一般的に知られる「目を覚ます」ための対処法も「睡眠慣性」からの回復にはつながらないため対処が必要なのです。
なぜ「起こされる」と睡眠慣性が強くなるのか
ここでなぜ人は規則正しく生活していると目覚まし時計なしでも起きられるようになるかという話をすると、起きて朝に日光を浴びてから16時間後に眠気が来ることと他にもう一つ理由があります。
規則正しく生活していると体内時計ができて「実際に起きようと意識している起床時間の1時間ほど前」になると脳は「起床するためのホルモン」を出して体温を上昇させて眠りを浅くさせて脳も体も起床に向けた準備をします。
ここで目覚めると朝スパっと目覚めることができるのですが……アラームのスヌーズ機能は睡眠慣性を強めて朝起きれない原因になるだけではありません。
睡眠サイクルの途中でアラームが鳴ってボタンを押すと、睡眠サイクルが妨げられてもう「起きる準備をしていた浅い眠り」に戻ることはできません。つまり、本来この時間帯に行われるべきだった起きる準備を行うことができなくなります。
深い眠りについている時に目覚ましに起こされただけでも身体にかなりの負担ががかるのにスヌーズ機能で短時間で寝たり起きたりを繰り返すとパソコンやストーブをつけたり消したりしているのと同じように身体に負担がががります。
そのことでただでさえ睡眠リズムのタイミングが悪いところでアラームに起こされて眠いところに、スヌーズ機能でパソコンやストーブをつけたり消したりしているのと同じように身体により一層の負担をかけてしまいます。
朝起きれないからといってスヌーズ機能を使っていると余計に睡眠慣性が強まり朝起きれないのが助長されるのです。目覚まし時計に起こされる生活を卒業して朝スッキリと自然に起きたい方におすすめな休息サプリメントはこちらです。