マイスリーは非ベンゾジアゼピン系睡眠薬というタイプの睡眠薬です。非ベンゾジアゼピン系睡眠薬というのは副作用や依存性や耐性形成の強いベンゾジアゼピン系睡眠薬を改良して作られたものです。
「眠らせる作用はそのまま、副作用や依存性や耐性形成の作用が出ないように改良したもの」です。それがもし本当なら素晴らしいですが、本当なんでしょうか?管理人が解説していきたいと思います。
マイスリーの副作用
マイスリーをはじめとした非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は非ベンゾジアゼピン系というのは副作用や依存性や耐性形成の強いベンゾジアゼピン系睡眠薬を改良して作られたものといわれていますが副作用が無いわけではありません。
マイスリーなど非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の副作用としては以下のようなものが挙げられます。
- 持ち越し効果
次の朝にまで眠気・だるさ・頭痛・めまい・ふらつき・低血圧などの症状 - 健忘
記憶がないうちに歩き回っているなど睡眠薬を飲んでから眠るまでの出来事や朝起きてすぐの記憶がない症状 - 反跳性不眠
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の服用を飲み忘れたり急に止めることで不眠・不安・身体の震えなどの離脱症状 - 幻覚が見えることがある
マイスリーの副作用はベンゾジアゼピン系睡眠薬は少ないとはいえ、こんなにもたくさんの副作用が確認されています。
マイスリーなど非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の依存性
依存には身体的依存と精神的依存があります。
身体的依存は非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の服用を飲み忘れたり急に止めることで不眠・不安・身体の震えなどの「離脱症状が出てしまうこと」と、1ヵ月以上連続服用すると体に耐性ができてしまい以前と同じ用量では薬が効かなくなってしまうという「薬への耐性がついてしまうこと」です。
精神的依存は「睡眠薬のおかげで眠れている」「睡眠薬なしでは眠れない」という睡眠薬に対しての渇望感によって睡眠薬の服用をやめるのが怖くなったり辞められなくなったりすることを意味します。
マイスリーは効き目がわりと早い・わりとよく効くなどの長所がありますが、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の服用を忘れたり服用を止めることで不眠・不安・身体の震えなどの離脱症状などの退薬症状による副作用が出てしまうがゆえに仕方なく服用を続けている状態だという方も少なくはありません。
非ベンゾジアゼピン系睡眠薬はベンゾジアゼピン系と比べると副作用・耐性・依存性は起こしにくいとは言われてはいますが起きないわけではないということなのです。
マイスリーの添付書類の注意書きの内容
副作用が少ないと言われているマイスリーですが、添付書類の注意書きには以下のことが挙げられています。
薬がないと落ち着かなくなる、薬を中止すると手足がふるえて不眠・不安・けいれん・幻覚などを起こす、薬を飲まないと前よりひどい不眠、あせり、注意力が散漫になる、集中力の低下、意識の低下、考えがまとまらない、判断力の低下、一時的に記憶がなくなる、意識もうろう状態、息苦しい、息切れがする、肝機能障害、皮膚が黄色くなる、白目が黄色くなる、尿が黄色くなる、食欲不振、嘔吐、吐き気、かゆみ、身体がだるい、黄疸が出る、尿が褐色になる、白目が黄色くなる
副作用が少ないといわれているマイスリーなど非ベンゾジアゼピン系睡眠薬ですがこんなにもたくさんの副作用が確認され、マイスリーの添付資料にはこれらの副作用が出ることがありますと注意喚起の文章があるのです。
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