ついつい二度寝してしまって嵐のように朝の支度をして家を飛び出す人は少なくありません。
今回は管理人が二度寝の対策について解説していきたいと思います。
二度寝防止機能であるアラームのスヌーズ機能は朝起きれないのを助長する?
スヌーズ機能とは携帯電話やスマホのアラームについている二度寝防止機能のことでアラーム音を止めても10分間隔などで再びアラーム音を鳴らすことのできる機能です。
二度寝の対策をしつつも二度寝をしてしまった際に起こしてくれる機能なので、目覚ましを止めてつい二度寝してしまう方には便利な機能なのですがスヌーズ機能に頼れば頼るほど朝起きれないのがひどくなります。
ここでなぜ人は規則正しく生活していると目覚まし時計なしでも起きられるようになるかという話をすると、起きて朝に日光を浴びてから16時間後に眠気が来ることと他にもう一つ理由があります。
規則正しく生活していると体内時計ができて「実際に起きようと意識している起床時間の1時間ほど前」になると脳は「起床するためのホルモン」を出して体温を上昇させて眠りを浅くさせて脳も体も起床に向けた準備をします。
ここで目覚めると朝スパっと目覚めることができるのですが……なぜアラームのスヌーズ機能は朝起きれない原因になり体に悪いのか解説していきたいと思います。
睡眠サイクルの途中でアラームが鳴ってボタンを押すと、睡眠サイクルが妨げられてもう「起きる準備をしていた浅い眠り」に戻ることはできません。つまり、本来この時間帯に行われるべきだった起きる準備を行うことができなくなります。
深い眠りについている時に目覚ましに起こされただけでも身体にかなりの負担ががかるのにスヌーズ機能で短時間で寝たり起きたりを繰り返すとパソコンやストーブをつけたり消したりしているのと同じように負担がががります。
そのことででただでさえ睡眠リズムのタイミングが悪いところでアラームに起こされて眠いところに、スヌーズ機能でパソコンやストーブをつけたり消したりしているのと同じように身体により一層の負担をかけてしまいます。
二度寝するからといってスヌーズ機能を使って対策していると余計に朝起きれないのが助長されるのです。それよりも質のよい睡眠が十分に摂れていたら二度寝の根本的な対策になります。
睡眠の質がよいとは具体的にどのようなことなのか?
「質の良い睡眠を摂ることを心掛けましょう」というのはとてもよく聞く言葉ですが、それは実際にどういうことを指しているのでしょうか。
具体的に言うと以下の項目のすべてにチェックが入るとあなたは質の良い睡眠が摂れています。
- 10時以降の食後以外の時間帯に眠気がなく頭が冴えていて物事に集中できる
- 目が覚めた時にスッキリと頭と身体が軽く熟睡感がある。肉体疲労・精神疲労を感じない
- 寝つきがよく中途覚醒がなく朝自然と目が覚めて起きるのが辛くない
以上3つのポイントが全てクリアできていればあなたの現在の「睡眠の質」はよいでしょう。
質の良い睡眠を摂れるとどうなるのか
「寝る時間ってもったない。寝なくて良ければ一日数時間別なことができるのに」と思ったことはありませんか?人間の身体になぜ睡眠が必要なのか考えたことはありませんか?
その理由は「起きている間に脳内でつくられた毒素を脳内からとりのぞき脳内を綺麗にするため」「活動すると溜まる乳酸などの身体の疲労物質を排出して身体の中を綺麗にするため」です。
寝ている最中は「脳や身体の中の掃除中」なのです。
ついつい二度寝してしまうと感じている場合に朝一回目に起きた時に頭がすっきりしないのは「睡眠中に除去しきれなかった毒素が脳内にあるため、脳の神経伝達の邪魔をしてしまう」ためです。
毒素が脳に溜まったままになると若年性認知症やアルツハイマー病などの脳や神経系の病気の原因になりやすいです。
ですので睡眠中というのは実は「休んでいる」のではなく脳と身体をスリープモードにしながら「脳や身体の掃除をして新しい細胞に作り替えている」ため実はものすごいエネルギーを使って活動しています。
二度寝してしまう時は質の良い睡眠を摂ることで脳内や身体の中の毒素が除去されて、次の日に疲労が残らずに頭がすっきりして身体も軽くなり朝に一回でばっちり起きられるようになります。
質の良い睡眠はどうしたら摂れる?
二度寝してしまうと感じている時の眠りの質を高める対策としては、寒い・寒いとは思わないに関わらず「身体を中から暖める」ことが大切です。
寝ても寝ても疲れが取れない時の「体の疲れ」とは体の細胞内にたまった老廃物で「頭がすっきりしない」のは脳内に溜まった老廃物です。
血行が悪いと老廃物が排泄されないのでいつまで経っても疲れがとれません。
また脳や身体の細胞の修復や再生に必要な栄養分も血液に乗って脳や身体の細胞まで運ばれます。質の高い睡眠のためにも疲れを取るためにも「身体を芯から暖める」ことは血行を良くすることに繋がるためすごく大切なのです。
血行を良くするために大切なのは基本は入浴です。時間がない時はシャワーだけで済ませる人も多いと思いますが「2分」だけでも湯船に浸かるだけで睡眠の質は一気に上がりますよ。
お風呂上がりのストレッチを行うとさらに良いですが身体のストレッチは面倒ですよね。そんな方は座りながら、寝ながらで良いので「目のストレッチ」だけ行いましょう。これで身体が中から暖まります。
目のストレッチのやり方は座ったり寝たりして顔を固定した状態で限界まで上下左右を見るのを10セットやった後に、目の動きで無限大マークというか横にした数字の「8」の字を描くだけです。
思いっきり上下左右を見る時にはそのまま8秒秒静止するようにしましょう。3日くらい続けると効果が実感できると思いますし毎日続けると目の周りがすごく軽くなったことに気づくと思います。
眼性疲労から来る頭痛や肩こりにも効果的ですよ。目のストレッチだけでは効果が実感できなかった方には市販のホットアイマスクや蒸しタオルを目に当てて目を暖めることがおすすめです。
テレビもパソコンも携帯電話もスマートフォンも使わない人でなけでば現代人が最も酷使する身体の部位は目です。特に仕事でパソコンを使う方は身体の他のどの部位よりも明らかに目を酷使しています。
ところが目のケアを行っている人は意外なほど少ないですよね。実は目のケアをするだけで驚くほど睡眠の質がよくなります。朝起きた時と昼と夕方に目薬をさすだけで首の凝りや頭の凝りが改善されることで脳に血が行きます。
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