テアニンという成分が睡眠に対する非常に高い効果があるということで、テアニンが配合されている睡眠サプリメントやハーブドリンクなどが多数出ています。
テアニンを摂取することによって睡眠に対して具体的にどのような効果や効能をもたらしてくれるのか。
そしてテアニンの持つ本来の効能を最大限にまで引き出すために摂取方法などについてまとめていこうと思います。
テアニンには睡眠に対してどのような効能があるの?
それではまずはテアニンという成分を摂取することによって睡眠状況にどのような効果や効能を発揮してくれるようになっているのか。
イライラを取り払ってリラックスできる
イライラしている時とか、日中にストレスを多く感じているような時は不快な気分で睡眠が浅くなったり、ストレスが原因でホルモンバランスが乱れてしまうことによって不眠症になったりすることがあります。
テアニンにはイライラを取り払う効能があるので、摂取するとイライラしたりストレスを感じている体をリラックスさせて落ち着かせることができるようになります。
日頃から何かとイライラしてしまうことが多くて、睡眠状況もあまりよくないという方はテアニンを就寝前くらいに摂取しておくだけでも睡眠の快適さが全く違ってきます。
脳の神経を落ち着かせてくれる
イライラしているつもりはないのに、布団に入ってからなぜか脳が興奮気味の状態になってしまって色々と考えごとなどをしている間に数時間もたってしまって寝つけないまま朝日が登ってくるような時間になってしまったという経験をしたことがある人も多いと思います。
早く寝なくちゃいけないのに、「寝ないとヤバイ」という焦りによって脳が活性化した状態になると興奮系神経が働いてしまうので寝付けなくなる場合があります。
テアニンには興奮した脳の神経を落ち着かせて興奮を和らげる働きもあるため、布団に入って余計なことを考えたりして脳が活性化してしまう以前にスーッと自然に眠りにつけるようになります。
体内の血行がよくなるから冷えやむくみが改善される
女性はとくに冷え性の人が多いですし、冷えが原因で体のあちこちがむくんでしまうなんてこともよくある話ですよね。
冷え性だと寝ようと思っているときに冷えが原因で眠れなくなってしまうような状況にもなりますし、血行不良や血管の収縮が睡眠の質を低下させてしまうということもあります。
テアニンを摂取すればまず血管が拡張されていくようになり、筋肉が緊張して血管が収縮されている状態を改善していくことができるようになります。
そうすると体中の血行がよくなってきて、血液がしっかりと体内にめぐるようになるので冷え性やむくみなどの気になる症状を緩和していくことが可能となってきます。
これも睡眠に対する関係性がある話ですし、冷え性の症状がある場合はそちらの症状の改善にもつながるので2度美味しい効果と言えるでしょう。
テアニンを摂取する最適な方法とは?
それでは睡眠に対する確かな効果・効能があるテアニンですが、どのようにして摂取するのが最も理想的なのでしょうか。
実はテアニンは普段から飲んでいるような身近なものにも含まれているものでもあります。
緑茶にもテアニンは含まれる
温かい緑茶などは普段から飲んでいる人も多いと思いますが、実は緑茶にもテアニンが含まれています。
テアニンは一種のアミノ酸なので、お茶であれば初期の若い芽の茶葉などに比較的多く含まれます。
成熟しきった苦めのお茶などにはテアニンの配合量が極端に少なくなってしまっているので、新茶や玉露のようなお茶を飲んでテアニンを摂取することが可能です。
お茶にはカフェインが含まれるので注意も必要
お茶からテアニンを摂取するのも一つの方法としては有効ですが、お茶にはコーヒーを超えるほどのカフェインが含まれる場合もあります。
寝る前にカフェインを取ってしまうとせっかくテアニンで脳をリラックスさせることができているのに、カフェインによって興奮作用が働いてしまって逆に寝れなくなるという可能性もあるので注意が必要です。
テアニンが含まれるお茶には残念ながらカフェインも含まれているものがほtんどなので、睡眠のためにテアニンを摂取しようとしてお茶を飲むのは有効な手段とは言えないのが現状です。
テアニン配合のサプリを飲む
テアニンが配合されているサプリメントを飲むことでテアニンを摂取するというのが現状では最も睡眠に対するテアニンの効果を実感しやすい方法と言えます。
テアニン自体には非常に高い睡眠サポート効果があるので、睡眠サプリとしてテアニンは既に主成分として含まれることも多くなっています。
どの睡眠サプリを選ぶのが理想的なのかというところなのですが、現状だとリニューアルによってテアニン配合量が4倍に増えて1日分で200mgものテアニンを摂取できるようになったピースナイトというサプリが一番のおすすめです。
ピースナイトはテアニンを主成分としていますが、それと同時にGABAなどの抗ストレス作用のある成分を多数含んでいるので、睡眠の快適さをたかめて睡眠の質をグッと向上させる効果が実証されています。
この記事のまとめ
今回はテアニンという緑茶などに含まれる成分の睡眠に対する効果や効能、そして摂取方法などについてまとめてきました。
緑茶でテアニンを摂取することは容易ですが、睡眠を目的としている場合は不要なカフェインを取り入れてしまうことになるので、控えめにしておいた方がいいです。
睡眠目的でテアニンを摂取するならピースナイトなどの睡眠サプリを使うのが理想的です。