犬の鳴き声って意外と遠くまで響くので近所に小型犬や大型犬など犬を飼っている方が多いと鳴き声トラブルが原因で不眠症状を起こしてしまう方もいます。
実際に私自身も犬の鳴き声がきっかけで不眠症状に悩まされた事があり、その時にどうやって不眠症状を乗り切ったのか紹介しようと思います。
小型犬・大型犬うるさいのはどっち
犬の鳴き声といっても小型犬と大型犬では泣き方も違えば音の響き方も違いますよね。
私自身は小型犬や中型犬のキャンキャンと高い鳴き声がとにかく苦手で近所でも鳴き声がひどいと窓を全部閉めて防音対策を徹底するほどです。
小型犬と大型犬どちらがうるさいかというのは実はそれほど犬種による違いはなく、問題なのは無駄吠えなどの躾がどれだけで来ているかが問題となります。
私自身大の動物好きで小さい頃から犬や猫などいろいろな動物を飼ってきましたが躾が十分に出来ていない犬の場合はとにかく鳴き声が騒音となって不眠などの原因になります。
犬の鳴き声で不眠は起きるのか
犬の鳴き声で本当に不眠症状は起きるのかという今回の題材の結論とも言えるテーマですが、結果から言うと犬の鳴き声が原因で不眠になる事はあります。
特にそれが自分自身が犬が嫌いだったり苦手だったりすると犬のちょっとした鳴き声にも敏感になってしまい強くストレスを感じるようになります。
頻繁に犬の鳴き声を聞くことでストレスを溜め込んでしまうとストレスが原因で入眠障害を起こしたり、夜中に犬が鳴く場合は単純に犬の鳴き声が騒音となって睡眠の質を低下させ結果的に不眠を引き起こします。
私は自分の自宅で飼っていた犬が老犬になり痴呆症を発症して昼夜問わず鳴き声がひどく不眠になった経験があります。
自分が好きで飼っていても犬の鳴き声が原因で不眠になるくらいですから、これが近所の縁もゆかりもない犬の鳴き声で悩まされている場合は不眠だけではなく精神的にもかなりストレスが溜まると考えることが出来ます。
自宅の犬の鳴き声が原因の不眠
まずは自宅で犬を飼っていてその愛犬の鳴き声によって不眠で悩まされている場合の対策方法をご紹介します。
犬の躾スクールに出す
まずは基本的なことですがご自身の愛犬の躾がどのレベルまで出来ているかを確認する必要があります。
所構わず誰にでも吠えるなどの重度の場合はできるだけ早くに犬の躾を専門に行っているスクールなどに預けて無駄吠えを減らすトレーニングをする必要があります。
散歩中や他の犬がいるときだけ興奮して吠える場合は基本的な躾は出来ているので専門家に相談して興奮しないようにするコツを聞いたり、できるだけ他の犬に会わない散歩ルートに変更するなど対策が必要です。
犬の躾がきちんと出来ているとビックリするくら無駄吠えがなくなりますのでご近所に迷惑をかける前にしっかり躾はしておくことをオススメします。
最近急に鳴くようになった
引っ越しや新たにペットを増やすなど生活環境に変化があるとその変化に馴染めずに今まで大人しかった愛犬が鳴き出す事があります。
この場合は防音対策をしつつ環境に馴染めるように安心できる匂いのついたものや寝床を整えてあげるなどの対策が必要です。
環境の変化がないにも関わらず急によく鳴くようになった場合は愛犬の身体に不調がある場合が多いので1度動物病院などで検査をしてみるのもおすすめです。
不眠症状が出て寝付けない場合
不眠の原因となる犬の鳴き声を減らすための対策をして犬の鳴き声はなくなったけど不眠症状が続いて寝付きが悪くなってしまったという場合は睡眠のサイクルを整えることが必要になります。
睡眠のサイクルが犬の鳴き声などで不定期になって狂ってしまうと正常に戻すには時間と苦労が伴います。
私自身も愛犬が死去して鳴き声に悩まされることがなくなったにもかかわらず暫くの間鳴き声が聞こえるような気がすると夜中に何回も起きたりと不眠症状が直りませんでした。
そこで私が行った対策が睡眠サプリの活用です。正直病院に行って睡眠薬を処方してもらってもいいレベルだったと思いますが睡眠薬に抵抗があったのでまずはサプリからはじめました。
実際に始めてみると今まで入眠に1時間ほどかかり中途覚醒も頻繁にあったのがサプリを飲み始めて2ヶ月ほどでかなり軽減されました。
それ以降落ち着くまでは飲み続けて現在では普段はサプリを飲まなくても普通にぐっすり寝れるまで睡眠リズムが整いました。
私の性格が思い込みしやすいせいも有ると思いますが、睡眠サプリは思っていた以上に睡眠リズムを整えるのに活躍してくれたので犬の鳴き声で不眠ガチな方は試す価値はあると思います。
参考記事本当に効く睡眠サプリ12種類の比較・検証近所の犬の鳴き声が原因の不眠
他所の家の犬の鳴き声が原因で不眠に悩まされている場合の対策法をご紹介します。
管理会社に連絡する
同じマンション内などで鳴き声がひどい犬がいる場合は直接そのお宅にクレームを言うのではなく、管理会社や管理人を通して注意してもらうようにしましょう。
大抵の愛犬家は自分の犬のうるささは対して気にしていない場合が多いので直接注意してもあまり改善されないケースが多いです。
第三者、それもできるだけ何らかの権限を持った方に注意してもらうことで騒音の原因となっているお宅に注意の深刻さを理解してもらえますのでできるだけ第三者を通じて注意を促してもらいましょう。
騒音対策を徹底する
正直他所の犬の鳴き声が原因のトラブルはその原因となる犬の飼い主が何かアクションを起こさない限り改善されることはありません。
なので自分で出来る限りの騒音対策をするほうがおすすめです。
私が実際に現在のマンションで行っているのが防音シートを窓のサッシに立てかけているのと、日中犬の鳴き声がひどくなる時間帯には絶対窓を開けません。
夏になると窓を開けたくなりますが窓を開けると犬の鳴き声がひどくストレスがたまるので締め切ってエアコンで対応しています。
窓のサッシなども防音性の高いガラスなので窓を締めているだけでかなり犬の鳴き声をシャットアウトできています。
睡眠の質を高めて起きない体質つくり
犬の鳴き声など余程真隣りでキャンキャン吠えられない限りそれが原因で不眠に陥ることは少ないと思います。
しかし、近所の少し遠くで聞こえるような鳴き声が原因でも目が覚めてしまったり、寝付けないなど不眠症状が起きている時は根本的にストレスなどで睡眠の質が低下している可能性があります。
睡眠の質を高めることができると少しくらいの騒音では不眠症状で悩まさせる事が減るので睡眠の質をサポートするサプリや寝具などを積極的に取り入れることをオススメします。
睡眠サプリは種類も増えてきており自分の体質に合った成分などで色々と選べるようになっているので気になった方は私が実際に使用して効果を検証したランキングなどもありますので参考にしてください。
参考記事睡眠サプリの総合ランキング全てを試しても解決しない場合
管理業者や管理人にいっても犬の飼い主が悪びれた様子がなくそのまま犬の鳴き声を放置している場合は保健所、弁護士や行政書士、警察などもう一歩踏み込んだ対応も検討しましょう。
正直悪質な飼育者は一定数いて犬の躾もしなければ周囲への迷惑も顧みない方がどうしても存在します。
こういった方は公的な執行力を持つ指導などがないとほとんど改善されませんので不眠症状がひどくなる前に相談しましょう。
犬の鳴き声で不眠になったら
犬の鳴き声が原因で不眠になる方は最近増えていて、それというのも近年のペットブームで安易に犬を飼う方が増えたのが原因でもあります。
犬は確かに可愛いですがその分しつけなど手間も時間もかかります。
犬の鳴き声が原因の不眠は自宅の愛犬の場合はしつけ教室に出すなどで対策ができますが近所の犬の場合は自分が防音や睡眠の質をあげるなどして対策するしか残念ながら方法はありません。