大人も子供も食欲低下や拒食症をおこすと最終的に不眠になるって知っていますか?
今回は食欲不振や拒食症から来る不眠には睡眠薬が効かないのは本当かということと、なぜ食欲不振や拒食症が不眠につながるのかということについて管理人が解説していきたいと思います。
なぜ食欲不振や拒食症が不眠につながるのか
実は人の身体の機能的に考えると食欲不振や拒食症を起こすと人は睡眠が浅くなるのが普通なのです。
どういうことかというと、人の身体は食欲不振や拒食症で栄養不良になると睡眠が浅くなるようにできているのです。それは動物が獲物が捕れなくて飢餓状態のときと同じ状態で「栄養がとれる機会にはいつでも気づくように睡眠が浅くなる」ということです。昔わたしたちの祖先が狩りをしていた時代に獲物がいる気配がしたらすぐに起きるようにするシステムが今も働いているのです。
また低栄養や低血糖のまま深く眠って意識を失ったままになると危ないので、冬山で遭難したときに眠ってしまうと危ないのと同じで、身体は自らを守るために深く眠りこまないようにしているのです。
このように「身体の機能的な」不眠ですから、食欲不振や拒食症から来る不眠にはふつう睡眠薬はあまり効果がありません。ですが、だからといって十分な効果が出るまで睡眠薬を増やしてしまうと今度は体重の減った身体に負担がかかって命にかかわりかねません。
食欲不振や拒食症はどうしたら改善するのか
大半の家庭では食欲不振や拒食症の人に無理やり物を食べさせようとしますが、食欲不振や拒食症は何か大きなストレスを原因とする心の病気のひとつなので身体的な症状だけを解消しようとしても解決しません。
心の問題やストレスの原因となることを解決せずに食欲不振や拒食症を克服することはできないということです。食欲不振や拒食症の人が抱えている何らかの心の問題や大きなストレスに焦点をあてた対策をしていかなければなりません。
症状の程度にもよりますが、食欲不振や拒食症は慢性化する傾向があり、決め手となる治療法がないため食欲不振や拒食症を完治させるには限界があります。
しかしわかっていることがひとつだけあります。食欲不振や拒食症になる人は他の人よりもストレスに弱いことがわかっているので、食欲不振や拒食症そのものではなくストレスに対抗できるようにすれば根本的に解決するのではないでしょうか。
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