子供が3歳から小学校低学年くらいまでの時期って何かと自分の思い通りにはならないことが多いです。
泣くし言うことは聞かないし外で他人に迷惑をかけるしとても手がかかって大変な時期ですよね。
うちにも幼稚園と小学校低学年の子供がいて毎日嵐のように大変です。
そんな子供にイライラしてしまうこともあると思いますが、子供にイライラしても良いことは何もありません。
- 子供がさらに泣く
- 心労が増える
- 夫にもイライラの火の粉がいって喧嘩になる
- 子供にイライラする自分が嫌になる
- イライラのせいで睡眠が浅くなる
などなど。
最初から子供に対してイライラしないようにするのが一番ですが、それも難しいところがあります。
子供にイライラする原因とは
私も母として子どもを育てている身ですが、毎日のように思い通りにならないことが続いています。
ときには内心イライラしながらも苦笑いや作り笑いで頑張って子供に対して笑って過ごしていた時期があります。
子供にまつわる様々なプレッシャーも一つの原因
子供の行動に対してイライラすることも当然あるのですが、子供ができたことで新たに色々な人間関係が増えてきます。
母親として立派な姿を周囲に魅せるためにいろいろな気遣いをしなければならず、プレッシャーに襲われることもあります。
- 自分の母
- 旦那の母
- 学校の先生
- 子供の友達のお母さん
周りの大人たちからの評価にもすごく敏感になって、それもプレッシャーになります。
誰かに見られている時にイライラしている自分を出す事もできず、日に日にイライラが溜まってくるんですよね。
我慢のしすぎが子供へのイライラの原因
あー!もう!イライラする!!と「怒り」という感情が起きる背景には必ず「我慢」があります。
我慢して我慢して我慢して我慢しきれなくなったら「怒り」となってイライラするようになるので、まずは爆発してしまわないように我慢をしない習慣をつけることが大切です。
育児で子供にイライラする方は子供を怒らないようにするあまりたくさん我慢してしまうことが多いのだと思います。
けれどそのような方はよくよく考えてみたら自分が子供だった時に親や学校に対して我慢してきたり、会社などでもたくさん我慢してきた方なのではないでしょうか?
全く我慢ができない人は日本で生きていくのが難しいですが、時には我慢しないようにすることも必要です。
イライラする自分にイライラする悪循環
「子供にイライラしてしまう自分をどうにかしたい」と考えている人も多いと思います。
子供も本当に悪気があっていたずらをしたり、ワガママを言っているわけではありません。自分だって子供の頃は親を困らせてしまうこともあったはずです。
わかっているけどどうしてもイライラするという方は「心に余裕がないだけで子供に愛情はある」方なので、まずは不安に思わずできる所から対処していきましょう。
本当に子どもを愛さない人は、そもそも「子どもにイライラするのよね…どうしたらいいんだろう」なんて思わないからです。
そういう人は悪いことをしたのだから罵声を浴びせられて当然と思うからです。
子供にイライラしている自分を変えたい方は愛情深い人
この記事を読んでいる方は子供にイライラすることで悩んでいる方だと思います。
悩んでいる時点であなたは本当に責任感が強くて愛情深い方と言えます。
子供に愛はあるけれど「毎日やらなきゃいけないこと」に対しての責任感がプレッシャーになっていてやらされている感覚になっているだけです。
毎日子供が悪いことをする、毎日ごはんを作って世話をしなくてはならない、毎日かまって遊んでと言ってくる…そんな「毎日やらなきゃいけないこと」に精神的に疲れているからイライラするのです。
子供へのイライラを緩和する考え方
状況は家庭によって様々ですが、どの家庭でも共通して取り入れる事ができる考え方を紹介して行こうと思います。
家事・育児への義務感から心を解放する
育児だけではなく仕事でもそうですが次から次へとやらなくてはならないことがある場合には「やらなくてはならない」という義務感を感じるようになります。
そういう状況の中では「自分の意思」というものが存在しなくなるため楽しくはなくなります。
次第に気力はなくなるし、毎日イライラやストレスの方ばかりを感じやすくなってきます。
極端なことを言うと子供がもし明日病気になって死んだら「なんで優しくしなかったんだろう」って思うし「イライラするのは子供で健康だった証拠だったんだ」くらいに思えるはずです。
なので、子供イライラしている時は義務だと思って育児をする考えを改めるとストレスを溜めずに済みます。
自分の意思を大切にするのが重要
私もたまに朝早く起きて旦那のお弁当を作るのが面倒で布団から起きたくない時に「旦那がもしごはんを食べれなくなったら」と想像することがあります。
すると食べさせたかったメニューがどんどん浮かんでお弁当を作るだけじゃなく旦那を送り出した後に煮物作ったり材料が足りずスーパーに行ったりします。
そう、何事も永遠ではないのです。自分の意思でしたいと思うことをするのが大切です。
子供はいつか自分の手を離れるし旦那さんもいつか死ぬし、お世話ができるのは今だけです。
変な話、他の人が「そんなにイライラするならあなたの家族の面倒は私が見るから子供を下さい」と言われても絶対渡さないですよね。
極端ですが今日が最後の日かもしれないと常に意識してみるとなんでも丁寧にできますしイライラしなくなります。
感情的にならず子供にはっきり伝える
管理人の子供は人をたたく「たたき癖」がついたことがありました。最初は「子供のいたずら」と軽くみていて叩かれて我慢してを繰り返していました。
子供は同じことを何回も繰り返すものなのでちょっと叩き方が強かった時に流石にイラッとして一度間違って子供をたたきそうになって手を振り上げたことがありました。その時は寸前で我に返って手をひっこめました。
子供に対して感情的になって本気でキレるなんて大人としても親としても失格です。
それからは叩かれる度に一旦冷静になって「痛いよー」と泣き真似をしてみたり「〇〇くんがたたくからママこわーい」と押入れに隠れてみたりして嫌だということを子供に伝えるようにしてみました。
すると「もう叩かないからー」と言ってきたりして叩き癖も自然と治まりました。
子供に対して自分も「いやだ」「痛い」「不快だ」をはっきり伝えて全力でイヤがったり子供にあえて相談してみると素直に聞いてくれたりします。
子供は傍若無人なくらいがちょうどよい
子供は無邪気で大人のように遠慮を知らないので感情をハッキリ表現します。
欲しい物は欲しいと言うし身振り手振りも大きいし、大声で泣きますよね。でもそれは、あなたにそれができる安心感があるからなのです。
怒りすぎると子供が自己主張できない大人に育つ
子供は大人に理不尽に怒られ続けると「これは言ったらいけないんだ。」と徐々に自分の正直な気持ちを表現しなくなります。
泣き続けて怒られると「こんな感情を感じてはいけないんだ。」など泣きたい怒りたいなどの感情まで抑えようとするでしょう。
そうすると何か嫌なことや辛いころがあっても親に言わずにぐっと堪えて我慢して自分の殻に閉じこもるようになります。
親が厳しい対応をすると「自分は悪い子だ。」「自分は愛されない子なんだ。」と自己肯定感を抱けない子に育ってしまって学校や会社での自己主張ができない周りの顔色を伺う人間になってしまいます。
なので子供の素振りにイライラしても怒るのではなくて「お母さんはそういうことをされると本当にイヤだ」と上手に毎回伝えることが大切です。あくまで子供と同じ目線でこちらも「主張」するのです。
思い切っていい母親を演じるのは辞める
子供が「両親に愛されるために」一生懸命我慢して両親の期待に応えようとする状態が続くと、思春期から親への反発が強まりやすいです。
そして成人すると絶縁する確率が高いため子供が小さいからといって我慢しないことが成長した後の子供との人間関係を良好に保つためには必要になります。
「良い母親でいる」必要なんてどこにもないので、子供にイライラする前に自分の正直な気持ちを細かく話して聞いてもらうと良いでしょう。
いい母親ぶるのは辞めて子供に対しても本当の自分になればよいのです。
子供がいても自分のやりたいことはやる
子供が小さくても言いたいことはどんどん発信して、子供がいるから我慢している本当はやりたいこともどんどんやった方が子供にイライラする頻度が減ります。
人は我慢が多くなると相手に対して「私がこれだけ我慢しているんだからあんたも我慢しなさいよ!」と思ってしまう傾向にあります。
それがイライラしてしまう原因になるケースが多いので旦那さまにも協力してもらって趣味なども尊重してもらえる環境をつくるといいですね。
イライラを手っ取り早く抑えるサプリ
ここまで子供へのイライラを抑えるための考え方などを紹介してきましたが、頭で理解できてもなかなか実際に取り入れるのは難しいところがあります。
手っ取り早くイライラだけを抑えたい…という方はGABAなどが含まれるリラックス作用があるサプリを使ってみましょう。
私がこれまで使ってみたサプリの中ではDr’sラフマ葉GABAという医師監修のサプリはイライラにも即効性があり、飲んで30分くらいしたら自然とリラックスできました。
もともとは睡眠サポート系のサプリなので、寝る前などに飲んでおくとリラックスしてグッスリ眠れるようになります。
まとめ
子供へのイライラは子供が精神的に大人になって成長するまでは続きます。
- 考え方を変える
- 別の何かでストレスを発散する
- 睡眠を大事にする
- イライラに効くサプリを使う
母親はなかなかほっと一息つく間もなく、やらなくてはならないことが多いのでストレスも溜まりますよね。
「質のいい睡眠」は溜まったストレスをほぐしてくれます。
子供がいるとなかなか身体と気持ちを休めてゆっくり眠る時間が摂れないお母さんには「睡眠の質を上げる」ことがおすすめです。