何か人間関係でトラブルがあったり、面倒な仕事をやらなければならない時はイライラしてしまうのもわかりますが、何もないのにイライラするのも困りますよね。
人間なのでその時の気分でイライラしやすい時もあるとは思います。理由もなくイライラしたりムカつくことがたまにあるのは仕方ない部分ではあるかもしれません。
ただ、頻繁にイライラする姿を見せられる周囲はとても気持ちのいいものではないですし、いつもイライラしている人と思われると自然と距離を置かれます。
自分のせいで周りに迷惑をかけたり気分を悪くさせるのは普通は誰も望まないことだと思います。
なぜ何もないのにイライラするのか
今回のような状態が問題なのはイライラの原因となるストレスの要因が自分ではわからないというところにあります。
何がストレスになっているのかわかっていないとストレスを避けられないのでいつまでも他人からみて意味不明なタイミングでイライラが爆発してしまいます。
単純に体の疲労などは疲れとして症状に現れるので気づきやすいですが、イライラの原因となるストレスは肉体的な疲労とはまた違った心理的な問題が関係してきます。
だからイライラして頭に血が登った状態にならないと、気づくことすらできないことがあります。
以下に考えられる原因をいくつかまとめてピックアップしましたので、当てはまっていないかどうか確認してみて下さい。
疲れが溜まりすぎている
現代人はとにかく疲れを溜めすぎです。
別に自分は嫌だとも感じていなくても、脳を稼働させる時間が長いと疲れますし、ストレスも貯まります。
感覚が麻痺するくらい疲れが溜まりすぎると疲れは大きなストレスとなって、何もない時でもイライラが発症してしまうのです。
- 睡眠時間が少なすぎる
- 精神的休暇がほとんどない
- 食事の栄養バランスが悪い
- アルコールやカフェインなどを頻繁に摂取している
- 運動が不足して筋肉が凝り固まっている
残業が多くて不規則な生活を送っているサラリーマンやOL、エンジニアなどは、仕事上のトラブルはなく楽しく仕事をしているつもりでも毎日疲労を溜め込みます。
疲れやストレスによって軽く麻痺したまま普段から生活しているようなイメージです。
短期間なら疲れがある方が燃える!といった感じでストレス神経が麻痺しままで逆に気分がよくなることもあります。ただ、あまり長く続くとストレスだと認識して突然イライラしはじめたりします。
脳が休まっていない
脳に行き渡る栄養素を食事から摂取することも大事ですが、それと同じくらいに毎日脳をしっかり休めることも大切です。
脳を休めるためには質の高い睡眠を確保するという点が絶対条件です。
毎日質の高い睡眠をとって、自分の好きな趣味などに時間をつかい脳を休める休暇が必要です。
精神的な休暇がないから脳が休まらずイライラしやすくなるのです。
自分で自分を癒すために自分の好きなことに時間を使う精神的休暇を作るということです。
人が良すぎる
平日は仕事で土日だけが休みの生活でも、休みを仕事がらみのイベントに使ったり、さらに仕事関係の雑用をしていると頭が休まりません。
また、そんなに仲がよくない友人の誘いでも断れず楽しくない飲み会に行って時間を無駄にするのも良くないですね。
前向きで良い人過ぎると周囲に流されてストレスを溜めやすいので、時には自分のやりたいことをしてストレスを解消させるのも重要です。
焦っている
納期があって時間に追われる仕事をしている人や、プライベートでも何かと時間を意識することが多い人は焦りがイライラの原因になることもあります。
「焦ってもいいことはない」とよく言われますが、まさもその通りで、焦ってもいい結果につながることはありません。逆にミスをして終わるのが遅くなることのほうが多いくらいです。
こういうときは落ち着いて深呼吸をするイメージで敢えてスローダウンする時間も設けるのが理想です。一旦落ち着いてからまた再開したほうが効率よく物事が進む場合もあります。
あ、今焦っているかも!と感じたときこそ一度スローダウンするくらいがちょうどいいですね。
不安を抱えている
何かがあったわけではないのに漠然とした不安があるということはないでしょうか。
普通に生活するのにトラブルはなくても、先の未来まで同じ状況を維持し続けられる保証はありません。人は目には見えない不安や闇を気づかないうちに抱えてしまっていることもあります。
- 特定の人と話すと不安な気持ちになる
- 仕事を任されたときに自分でできるか不安に感じることがある
- 給与を見た時に漠然とこれで大丈夫なのかという不安を感じる
などなど仕事がらみに限った話ではありませんが、不安を感じる場面は日常的にあると思います。
その時はイライラには直結しませんが、不安を感じる頻度が多いとストレスが溜まり、溜まったストレスの影響で後からイライラが出てくるようになります。
更年期の影響
閉経前後の5年間くらいの時期を「更年期」と呼びますが、女性の場合は更年期障害の影響でイライラしてしまうことがあります。
更年期が近づいてくると卵巣の機能が少しずつ落ちてきて、女性ホルモンの分泌量が少しずつ減少してきます。
ホルモンバランスがこれまでと変わってくるので、自律神経が乱れて些細なことでもイライラしたり今までになかった体調不良に襲われることがあります。
また男性には閉経がありませんが、更年期はあるので突然理由も分からずイライラしやすい性格に変わってしまう事があります。
何もないのにイライラする状態を改善するステップ
自分一人でいるときに勝手にイライラするなら誰にも迷惑をかけないので別に大きな問題はないですが、そのままでいると職場やパートナー、その他関わる人全てに迷惑をかけてしまうこともあります。
イライラしていることを自覚して冷静になる
まずは自分がイライラしていて、それが表情や言動にあらわれていることを自分自身で認識しましょう。
恐らくイライラしている最中は冷静になるのが難しいと思いますので、少し時間を置いてから「あ、さっきの自分よくなかったな…」と振り返ります。
そうすることで次に同じような状況になりそうな時は「あ、このままだとダメだ!」とイライラを他人に向けないように注意できるようになってきます。
適度に休んで疲労を溜めない
普通に忙しい会社で働いているとゆっくり休暇をとって旅行にでかけたりするのも難しいかもしれませんが、日帰りで温泉にいってみたりリフレッシュする時間を大事にしてみましょう。
週に1回くらいは環境を変えてリラックスする時間を作るのが理想です。
やり方は自分が好きな方法で全く問題ありません。
たとえば、今週は映画を見にいって、来週はお花見。再来週は温泉!という感じでお休みの日は引きこもらないで気分転換を心がけるといいですね。
仲の良い友だちと飲みにいったりして最近の近況などを話ながら楽しむのもありだと思います。
イライラする相手と距離をとる
もし特定の相手が本当に苦手で、近くにいるだけでイライラする…という状況の場合はなるべくイライラする相手の近くにいかないようにしましょう。
もし相手が家族だと言う場合はちょっと難しいですが、他人なら距離をとるだけで日々のストレスを大きく改善することができます。
家族と衝突してしまう場合は、一人になる時間を作るために敢えて外泊をするというのもいいです。
イライラを取り除くサプリメントも効果的
すぐにでもイライラから解放されたい!と言う場合は、イライラを緩和する成分がたっぷり含まれるサプリメントを使うとすぐに効果を実感できるのでなかなかいいですよ。
有名所の成分でいうと「GABA」などはストレスを軽減する働きが認められています。
私もイライラして眠れなくなることなどがありますが、その時はGABAが多く配合されているサプリを使ってリラックスしてから眠るようにしています。
中でも医師が監修して作られているドクターズサプリの「Dr’sラフマ葉GABA」はストレスへの効果がとても高いので、毎日飲んでいれば些細なことならイライラすらしない状態になれます。
また、イライラを通り越してうつ気味になってきたり、不眠症などで悩むようになってきた方はリラックス効果のある天然ハーブが含まれている「マインドガードDX」もおすすめです。
ドリンクタイプなので吸収しやすく、飲むとスーッと落ち着いて自然にリラックスできます。
ストレスでガチガチに固まった脳内をほぐしてくれるような感覚でイライラがなくなっていくイメージですね。
まとめ
何もないのにイライラするのは自己嫌悪したくなるほどイヤなことですし、周囲もイヤな気持ちにさせるのでできるだけ早く改善するに越したことはありません。
イライラの原因は個人差もありますし、色々な要素が噛み合わさるものなので一概には言えませんが、以下のような対策をしていくのが効果的です。
- 冷静に少し前の自分を振り返る
- 意識的に休暇をとる
- イライラの元凶から離れる
- ストレスに効くサプリを飲む
- 心配な場合はクリニックへいく
更年期が原因かもしれない…という方は更年期にいいホルモンバランスを整えてくれるサプリメントなどもあるので、そうしたものを使ったり必要に応じてクリニックで医師の診察を受けるようにするのがいいですね。
ここまで読んで頂いたあなたが少しでも早くイライラしない快適な生活をおくれるようになることを願っています。