寝不足で胃痛が起こるメカニズムと対処法

寝不足が続いて胃痛がしたことはありませんか?
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今回は管理人が寝不足胃痛が起こるメカニズムと対処法についてまとめていきたいと思います。

なぜ寝不足で胃痛が起こるのか

胃や腸など消化器系の臓器は交感神経と副交感神経と2つある自律神経のうち副交感神経(精神や身体をリラックスさせる神経)が統括しているためリラックスしているときによく動きます。

寝不足で胃痛が起こる主な原因には以下のものが挙げられます。

  • 胃酸の過剰分泌
  • 胃粘膜を保護する胃粘液の減少
  • 胃の活動の低下

以上の症状が多くの場合どれか1つではなくすべてが複合的に合わさって胃炎を発症します。

胃酸分泌・胃粘液分泌・胃の活動機能といった働きを司っているのは自律神経系のバランスですが寝不足が続くと自律神経の働きが乱れてしまい、交感神経と副交感神経のバランスが崩れていきます。

自律神経のバランスが崩れるため胃が働きすぎて胃酸が強くなったり胃酸の過剰分泌をしてしまったります。こうして寝不足したりストレスを感じたりすることで胃痛が起こるのです。

それに加えて胃の機能が正常に働かなくなり、胃粘膜を保護する胃粘液の減少を起こして胃炎を発症することがあり、それが胃痛を余計にひどくすることがあります。

寝不足で胃痛が起きた場合の対処法

さらに胃炎は悪化すると胃潰瘍・胃穿孔といった大きな病気の原因となることもあるので、なるべく早く寝不足を解消するようにするとよいでしょう。

注意が必要なのが間違っても寝不足や腹痛を薬で改善してはいけません。

なぜなら薬品はたとえ胃薬や腹痛の薬でさえも胃にとても悪く、驚くべきことに薬剤師が見ることができる胃腸薬の添付資料の副作用の欄には「胃痛・胃腸障害・腹痛・胃潰瘍」などがあるためです。

心理的ストレスも寝不足など身体的ストレスも、胃痛が起きる状態では覚醒や緊張を司る交感神経が優位になっていますので、心身をリラックスした状態にするために副交感神経が優位にまる状況を作ることが大切です。

身体を温めると副交感神経が優位になるので、交感神経を優位にするシャワーではなく浴槽に浸かって副交感神経を優位にするなど胃を含めて全身を温めることが胃痛の緩和に役立ちます。

お腹を電気毛布やカイロで暖めるのもよいですが目を暖めたり足を暖めるのも効果的です。

胸やけ・胃痛・むかむかする場合はワカメやコンブを食べるとよく、胃が弱っている時には薬味にはだいたい胃酸を分泌させる作用があるのでニンニク・ショウガ・ネギ・シソ・梅干・大根おろしがおすすめです。

胃痛や胃潰瘍がある時は胃粘膜を保護してそのような症状も緩和してくれるキャベツと長いもがおすすめです。

胃が弱っている時や胃酸が足りない時には軽いウォーキングをすると胃液の分泌を促すので、年齢を重ねて胃酸の分泌が減った方や疲れや寝不足やストレスで胃が弱っている方でも消化能力がアップします。

胃痛がするなど交感神経の活動が高まっている時には副交感神経を優位にするためのリフレッシュやストレス解消となるような自分へのご褒美を与えることが大切です。ストレスの発散が苦手な方や方法が思いつかない方はストレスに強くなるGABAや腹痛の改善に必要なビタミンB群などの153種類以上の栄養素が入っているこちらのサプリメントがおすすめです。

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