管理人の友人に獣医さんをやってから人間のお医者さんになった人がいるのですがその人はこう言います。
「長生きしているのは薬をほとんど飲まない人(犬・猫)だ。だから薬は飲むものじゃないし俺は絶対飲みたくない。仕事だから俺は患者さんに薬を出すけどね。でも『飲まなくて大丈夫かもと思ったら服用を辞めてOKです』と言うようにしている」と。
医者が言う「絶対飲みたくない薬」No.1である睡眠薬を飲むと寿命が縮む理由について解説していきます。
管理人がせっかく医療系の大学に6年も行ったのに病院を辞めた理由
管理人が医療系の大学に行った理由は「不特定多数の人の命を救いたい」などではなく「医療の知識があれば自分や旦那や子供や親や祖母など自分の周りの大事な人たちの健康を維持できるかもしれない」という思いからでした。
しかし大学に行けば行く程、医療の世界は自分が望んでたものと違うことがわかりました。薬は病気を治すために飲むものですが、副作用があるだけでなく、身体の免疫力を下げて回復を遅らせ寿命を縮めることもあることがわかったからです。
特に寿命を縮める薬のトップはやはり抗がん剤と睡眠薬でした。
管理人が見てきた患者さんの中では、たとえば同じ進行度合いの同じ性別の同じ年齢の胃癌の患者さんでも「いいのいいの歳なんだから。薬はいらんから、自然に死ぬわ」と言った患者さんは結局ガンで死なずに老衰で死んだけれど、「先生、助かりたいので薬を出してください」と言った方は抗がん剤の副作用でその辺によくある弱い菌に日和見感染して薬を飲まなかった人よりとても早く死ぬことがたくさんあったからです。
なんのために薬を出すのか…管理人がそんな疑問を持っていた時に「一般的に処方される睡眠薬の服用で早死リスクが4倍以上高まる恐れがある」とするアメリカの研究がオンライン医学誌「BMJ Open」に発表されました。
アメリカの研究所の医師が出した睡眠薬を多用すると寿命が縮まるという研究結果
それによると睡眠薬を多用すると寿命が縮まるだけでなく「がん発症リスクが35%増加する可能性」もあるそうです。
これはカリフォルニア州にあるスクリップス研究所の医師のチームが一般的に処方されているベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系、バルビツール酸系という日本でもよく使われている睡眠薬および鎮静剤を対象に、米ペンシルベニア州内に住むこれらの処方を受けている平均年齢54歳の成人約1万500人と、いずれの薬も飲んでいない同世代の成人約2万3600人の2年半分の医療記録を比較したものです。
期間中に死亡した人数は両グループとも比較的少なく1000人未満だったが、死亡率には大きな開きがあったといいます。年間18回~132回分の睡眠薬を飲んだ人の死亡率はそうでない人たちの4.6倍、年間18回分未満でも3.5倍以上だったのです。
それぞれの死因は公表されていないために、論文はこの結果について「統計的な関連性が見出されただけで詳しい原因は分からない」と指摘しているが、これらの睡眠薬の服用者がかなり多いことから注意を喚起しています。
たしかに詳しい原因を探るにはもう少し死因別に細部化した調査が必要なのはたしかなのですが、睡眠薬を飲むと基礎代謝が落ちて低体温になりやすいことから免疫力の低下やガンの発症確率が上がるのではないかと管理人は考えています。
薬は本当に必要ですか?
管理人が病院に勤めて学んだことは、もちろん病院がないと困るし必要だし病院に勤めている方は素晴らしいと思いますが「病院における医療では実は本当の意味でベストな病気の治し方ができない」ということです。
大学を出てから管理人は、本当に大切な人とそのご家族は栄養管理で病気を治すようにしました。
あともう1つ学んだことは本当に薬を使うのが必要な場面は2つしかないということです。1つは薬を出さなければ命が救えない場合で、2つ目があまりに苦しんでいて薬を出さなければ大きな苦痛を取り除けない場合です。
日本の精神科医はやたら睡眠薬や安定剤を出す医師が多いです。「眠れない」と訴える人が外来に来るとなぜかたいした日常生活に関するヒアリングもせずに睡眠薬を出す医師が多いのです。
そして眠れない人も医師が睡眠薬を出さないと「睡眠薬を出してください」と言う方が多いようです。眠れないことにこだわりすぎて自分の生活を省みることができていないのです。
寿命が縮まるということは相当身体に悪いものなので、まずは生活のリズムを規則正しくして薬ではなく天然の成分からできた休息サプリメントを飲んで様子をみてから睡眠薬は最後の手段にすることをおすすめします。
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