最近「睡眠薬を飲み始めてから悪夢をみるんだけど睡眠薬のせい?」という相談が多数寄せられるのですが、睡眠薬が原因で悪夢を見ることはあるんでしょうか。
今回は管理人が睡眠薬が原因で悪夢を見ることはあるのか解説していきたいと思います。
睡眠薬が原因で悪夢を見ることはあるのか
睡眠薬の副作用の一つに悪夢があることが多数報告されています。
悪夢を見ることが一番多いのが睡眠薬の中でもベンゾジアゼピン系で、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の中でもバルビツール系の睡眠薬で、睡眠薬が原因で悪夢を見ることが多いようです。
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は使用方法や使用量を正しく守っていても副作用が多いとされており長期に渡って服用している状態で服用を止めようとすると不安感・けいれん・震え・頭痛・感覚過敏・食欲不振・吐き気などの副作用がありますが、その一つに悪夢を見ることがあるようですが、普通に連続して服用している最中にも悪夢を見る方がけっこういらっしゃいます。
睡眠薬が原因で悪夢を見るメカニズム
薬が脳に反応して起こる現象のようで、次のような報告があります。
難しい話になりますがβ―遮断約がセロトニン受容体を遮断すると言われており、簡単に言うとセロトニンはよい感情を引き起こすホルモンなのですが、その受容体を遮断することで悪夢を見ると言われています。
しかしそれ以上の詳しいメカニズムは解明されていないようです。
また睡眠薬の他にも悪夢を見る可能性があるものとしては抗うつ薬、抗精神病薬があります。
悪夢を見ないようにするためにはどうしたらよいのか
睡眠薬による悪夢を見ないようにするには服用をやめるのではなく1/4錠ずつだとか本当に少量ずつ徐々に減らしていくことで副作用を起こさないで減薬するようにすることです。
睡眠薬の効果が実感できて眠ることができればひとまずは安心というところですが、長く飲んでいると将来的には依存症の問題が出てくるし、そう長く飲まなくても副作用の症状は気になってくるはずです。
とはいえ副作用のない睡眠薬というのは探してもどこにも存在しません。睡眠薬を使用する以上は眠れる効果と引き換えに副作用や依存症の可能性を受け入れるしかないのが現状です。
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