睡眠薬を飲むと眠れるかもしれませんが、起きた時に体がだるいという状態になったことはありませんか?
朝から体がだるいと疲れも全然抜けた気がしないですし、起きて体を動かすことすら辛いところがありますよね。
起きた時に体がだるいから・・・といって睡眠薬を飲まないと今度は寝つきが悪すぎて結局疲れを取ることができないような状態になってしまいます。
睡眠薬を飲んで寝ても体がだるいのが抜けない理由
まず睡眠薬で眠りにつく仕組みについてなのですが、多くの睡眠薬は風邪薬の副作用で眠くなるという仕組みを逆に利用したものとなっています。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬に該当するものは基本的に入眠させるために風邪薬の副作用を利用しているものとなります。
風邪薬を飲んだ時に眠くなると、体も結構だるくなりますよね。
薬で眠るということは半強制的に眠ることになるので、脳までしっかり休まるとは限りません。脳や体の器官は起きたまま気を失っているというイメージに近いかもしれません。
当然脳が休まっていないなら何時間気を失っていても疲れがとれることはありません。
睡眠薬で無理に寝るのはあまり意味がない
朝に起きて仕事にいかないとならない・・・という状況だとどうしても夜の決まった時間に眠らないと厳しいと頃があると思います。
ただ、本当は全然眠くないし眠れそうにない状態なのに、睡眠薬の力を借りて無理やり眠っても結局脳が休まらないと疲れが完全にはとれていないのであまり意味がありません。
単純に寝具が合ってないという可能性も
睡眠薬を飲んでいるかどうかはまた別として、寝具が合っていないことも起床時に体がだるいと感じてしまう原因の一つになってきます。
あまりこだわりがなくてとりあえず安さだけで選んだような硬いマットレスを使っていたりする人も多いと思います。
安いのは確かにうれしいかもしれませんが、マットレスが硬くて体に合っていないことで睡眠の質が低下したり、寝ているときの体力回復に支障をきたしているならそれは問題です。
睡眠薬を飲んで体がだるいという現状を回避するには?
それでは睡眠薬を飲んで寝ているけれど起きたときに体がだるい状況が続いているという場合、どうやって現状を回避していくのがベストなのでしょうか。
睡眠薬の種類を変えてみる
現在使っている睡眠薬が体質に合っていないというケースもあります。ベンゾジアゼピン系睡眠薬などを使っている場合は「非ベンゾジアゼピン系睡眠薬」に切り替えてみるのは一つの手段として検討してみる価値は十分にあります。
非ベンゾジアゼピン系睡眠薬のほうがベンゾジアゼピン系睡眠薬よりは副作用などんもリスクも少ないということなので、症状がまだ軽度の場合はこのほうが体のだるさなども少なくて済む場合は確かにあります。
枕やマットレスを変える
枕やマットレスなどを新調してみてとにかく体の負担を少なくして快適に眠れるものに変えてみるのもいいですね。
値段が高くて低反発だし!と購入した枕が以外と首や頭に合わずにネックになっているということもあります。高いお金を出して購入したのに安いものに変えるというのは抵抗があるので枕のせいにしたくない思いもあるから難しいところですよね。
枕を選ぶなら低反発よりも自然な寝返りをサポートしてくれる高反発枕がおすすめです。寝ている間の首や肩への負担を分散できるのだるさをかなり軽減できます。
睡眠薬から睡眠サプリへ切り替える
睡眠薬で眠っていることが起きたときに体がだるい原因の一つであることは間違いないので、睡眠薬で眠ることをまず辞めてしまって代わりに睡眠サプリを使うようにするのも有効です。
睡眠薬のように強制的に眠らせるのとは違い、睡眠サプリはあくまでも脳やカラダの緊張状態をほぐしてリラックスさせることによって自然な眠りを誘発するものです。
配合される成分によってその効果の度合いはことなりますが、睡眠サプリである以上は睡眠を強制するものではないので眠れたらしっかりと脳も体も休めることができるようになります。
この記事のまとめ
今回は睡眠薬で体がだるい状態になってしまう原因や対処法をまとめてきました。
睡眠薬を毎日のように服用して眠っているという時点で精神的にかなり追い詰められたような状態になっているのではないかと思います。
眠れないよりは睡眠薬を使ってでも眠ったほうがいいと思うのは普通のことですが、それで疲れが取れないし体がだるい状態になっていると本末転倒です。