大変だし面倒だからできればしたくないけど、嘘をつくことって誰でも絶対にありますよね。管理人も母親がヒステリーだったので小さい頃は怒られないために毎日いくつもの嘘を母親について生活していました。
今回は管理人が睡眠薬を長期服用して、何を言っても怒らないから嘘をつかなくていい人に対してまで虚言をするようになり、それをどうやって治したかという話をしていきたいと思います。
「大ウソつき時々素直」だった管理人の子供の頃
管理人の父は何を言っても怒らなかったので父には怒られるようなことも正直に言っていましたが、母とおばあちゃんはよく怒るので彼女たちに対しては日常的に嘘をついていました。
学校の先生や近所のおばさんにも怒られることはない子供だったので正直になんでも話していましたが、やはりよく怒るいきつけの内科の院長先生には嘘ばかりついていたのを覚えています。
つまり怒る人に対してだけ管理人は小さい頃嘘をついて過ごしていたのです。
管理人は幼稚園くらいから寝つきが悪く小学校にあがる頃には立派な不眠症で、眠れなさすぎてどうしようもなくなった高校1年生からは睡眠薬を飲み始めていました。
そして高校にもなると親の言うこともきかなくなり反抗もするので、もう母親や祖母に対して嘘をついて怒られるのを避ける必要がないくらい口が達者になっていました。
そんな管理人が大人になってから猛烈な虚言壁が発症しました。
ひどい虚言壁に悩まされた管理人
よく「女の子は自分のお父さんに似た人と結婚する」と昔から言われるように管理人も自分のお父さんのような何を言っても怒らない底抜けに優しい旦那と結婚しました。しかしその嘘をつく必要がまったくない旦那さんに対して管理人は徐々に虚言をするようになっていったのです。
睡眠薬の長期服用による副作用によく「服用後の記憶があいまい」「自分で記憶のない言動をする」といったものがあり、最初は旦那に翌朝「昨日夜中に管理人急に起きだしてこんな変なこと言ってたよ」と笑われているだけでした。最初はその程度で済んでいました。
しかし睡眠薬を連続で長期服用すること8年、ついに旦那から「管理人、最近虚言癖ない?」と指摘されてじっくり話をしてみると、なんでそのような嘘を言ったのか覚えていないし今考えてもわからないことや、報告の義務があるのに言っていなくて結果的に隠しごとをした形になってしまったことなどがありました。
それらの嘘はすべて本当のことを言っても旦那が怒らない内容でしたので、どうしてそうなってしまうのかわからすなんだか余計に管理人も旦那も困り果ててしまい、旦那も管理人の虚言に疲れて別れるかどうかを真剣に話し合ったことがありました。上の子も「ママ最近ボケたのかなぁ?」なんて言ってきていました。
睡眠薬の服用をやめて虚言癖がなくなったけど眠れなくなった管理人
困り果てた管理人は睡眠薬の服用を無理に辞めて2年間過ごしました。たしかに薬は徐々に抜けてきた感じがあり、徐々に記憶のない言動や虚言も減っていって旦那や上の子との関係も良好になりましたが、新たな問題が起きました。
睡眠薬がないとまったく眠れなかった管理人は「3日くらい眠れない→3日くらい眠る」パターンや「朝方子供と旦那さんを送り出して寝て、子供旦那が帰宅する音で起きる」生活になってしまいました。
これでは掃除機をかけたり洗濯機を回したりお弁当や次の日の夕飯を作るのも旦那の帰宅後になり、仕事で疲れているから家でゆっくりしたいであろう旦那の心身が休まらないような家庭環境にしてしまったのです。
旦那は日に日にちょっと疲れた顔にはなっていきましたが、それでも優しいので文句は言わなかったです。でもある日1本のドリンクを私にプレゼントしてくれました。
謎のプレゼント
「睡眠薬を飲んだら眠れるけど副作用で虚言をする、睡眠薬をやめると虚言は治ったけど眠れなくて睡眠薬を飲んでも飲まなくてもどっちにしろ苦しそう。これ飲んだら虚言症を抑えつつ快眠できたらいいなと思って」と言って旦那さんはワインのようなボトルを管理人に渡してくれました。「ワイン?寝酒?」と言ったら「寝酒は睡眠に逆によくないから、お酒じゃないよ」と笑われました。
旦那さんが管理人にくれた瓶の中身の正体とその効果や副作用なしで眠れた体験談はこちらです。