過度なストレスは自律神経のバランスを乱して血流低下の原因となります。血液の循環が悪くなると代謝が低下し、冷え性につながります。
「冷えは万病のもと」と昔から言われているように冷え性はあなどれません。今回はストレスが原因の冷え性について解説していきたいと思います。
冷え性ってそもそもなんだろう
「足が冷えてしまってよく眠れない」「水仕事で手が一回冷えるとなかなか暖まらない」「他の人に手が冷たいと言われる」「足の末端が冷えて仕事中辛い・・・」体の冷えに悩んでいる方は多いと思います。
わたしたちの会話の中でよく使われる言葉である「冷え性」ですが、まずどういう状態が冷え性なのでしょうか。
「冷え性」であるかどうかの目安は、朝わきの下で測った体温が36度以下かどうかです。36度以下の場合は冷え性で身体にさまざまな不調が起こる前兆ですので注意が必要です。
冷えから起こる体の不調
- すぐ疲れる・疲れが取れない・だるい・不眠
- イライラする、訳もなく気持ちが焦る、集中力の低下
- めまい・頭痛・頭が重たい・しびれやすい
- 立ちくらみ・不整脈・動悸・息切れ
- 吐き気・胃の不快感・下痢・便秘・食欲不振
- 顔のほてり・指先の冷え・頻尿
- 肩こり・首のこり・腰痛・足のだるさ
冷えの原因がストレスってどういうこと?
まず勘違いしてはいけないのが「冷え」=「寒い」 ではないということです。
「寒い」は自然現象ですが「冷え」は自律神経の乱れです。日本の現代社会のように心身共にストレスが多い毎日を過ごしていると、交感神経ばかりが働いて自律神経のバランスが崩れてしまいます。
その結果、血行が悪くなりストレスが原因の冷え性となります。 最近若い人や女性に多い「夏でも冷える人」はストレスを実は感じていて、自律神経のバランスが悪くなっているのかもしれません。
女性の場合は妊娠中や更年期には自律神経失調症を起こしやすいですが、男女問わず内向的で社会への適応が難しいと感じている方は自律神経を乱しやすいと言われています。管理人にも心当たりがあります。
昔からよく言われる「冷え」の原因は、長時間冷房のきいた空間で身体が冷えること・冷たい水や果物の摂り過ぎ・ダイエットによる代謝の低下・薄着・洋服の締め付けなどですが、近年「冷え」の原因として増えているのが、ストレスによる冷えです。
女性の社会進出が増えてきて、昔は女性は家庭や近所の付き合いだけでよかったのが様々な人と接する機会が増えたことにより、ストレスを感じる機会が多い環境になっています。
ストレスがきっかけで常に身体が緊張している状態となって血管が収縮することで血流が悪くなり、冷えやすい体質になってしまうのです。さらに冷え自体がストレスにもなりますので悪循環が起こります。
また、ストレス冷えの厄介な特徴として、自覚が無いことがあげられます。ストレス冷えの人は自覚が無いために、気にせずエアコンにあたったり冷たいペットボトル飲料を飲んだりと、自ら冷え体質を助長させてしまうのです。
冷え性の種類がストレス冷えの場合は外から温めるという対策だけでは症状は改善しません。むしろそれだと汗をかいてさらなる冷えを招き、余計に身体を冷やしてしまうことになりかねないからです。
ではストレス冷えはどうやって解消したらいいの?
ストレス冷えで大事なのが「内側からの対策」です。
身体を温める食材を摂るようにする
食材には身体を温めるものと冷やすものがあります。落花生やくるみやピーナッツやアーモンドなどのナッツや、ブドウやいちじくやりんごやプルーンなどのドライフルーツが身体を温めるのでオススメです。
他にもねぎや生姜やにんにくやミョウガなどの薬味も内側から温めますので、毎日の食事にちょっと薬味を取り入れるだけで大きな違いがでてきますのでぜひ試してみてくださいね。
あとは香辛料も身体を暖めるので、カレーやタンドリーチキンなんかもおすすめですよ。
白い食べ物は体を冷やす食材が多いので要注意です。豆腐や牛乳などは身体を冷やしますので豆腐なら湯豆腐にして薬味をのせる、牛乳ならホットミルクにするなど摂り方をよく考えましょう。
野菜は食べるけど生野菜を食べない
夏が旬のトマトやきゅうりやなすや、暑い地域で摂れるバナナやマンゴーなどの果物は体を冷やす食材ですが、こちらも食べ方次第では冷えやすさを解消することができます。
まず加熱するだけで冷えの原因となる物質が減りますし、野菜なら天日干し果物ならドライフルーツにすることで冷えずに食べることができますし薬味や香辛料の組み合わせによっては体を温める食事になります。
野菜はサラダで生で食べずに蒸し野菜のサラダにするかあとは炒めたり煮たりしてメニューを変えるとよいです。内側から身体を温めてストレス冷えを取りたい人は毎日の食事をひと工夫してみるとよいです。
朝食は抜いてもいいので朝に身体が温まるものを食べる
起きたばかりの人の身体は体温が低いため代謝が落ちています。よく「朝ごはんを食べないと身体が温まらないよ」などと周囲に言われますがストレスを感じていたら朝から物なんて食べたくないですよね。
そういう時は温かい味噌汁やスープだけでも冷え対策にはとっても効果的です。
まず暖かいお湯と塩分が朝一番に起き抜けの身体に入ってくること自体が大きいのです。面倒ならばクノールのカップスープなど粉をお湯に溶かすだけものもや春雨ヌードルなどで十分です。
おすすめは味噌汁でもスープでもなんでも生姜を少し入れることです。面倒ならばチューブ入りの生姜でもよいので小指の爪程度、ほんの少しだけ入れてみて下さい。
食事で体の内側から温める対策を行うのが一番早く効果が出ますのでまずはここから始めてみてください。
それでも冷えが取れなくてお困りの方は・・・
管理人が休息のために寝る前に飲んでいるマインドガードDXを飲んでから、実は管理人は冷え性が治りました。
不眠にいいと聞いて飲み始めたためもともと冷え性に困って飲んだのではなかったので、冷え性が治ってからなぜ治ったのか不思議に思って調べたのですが、マインドガードDXには体内で生成できない必須アミノ酸やビタミン、ミネラル、ポリフェノールなど代謝には欠かせない成分がたくさん入っていることがわかりました。
またストレスに強くなるGABAも入っていますので、ストレスが原因の冷え性にとってはもってこいな成分の組み合わせだと思います。実際管理人は足が冷えて眠りにつけなかったのですが、これを飲んでからは手足がぽかぽかして心地よいので、マインドガードDXを飲んで30~50分くらいで快適に眠れるようになりました。
管理人が冷えも取れた休息サプリメントのマインドガードDXの体験談はこちらです。