「誰でも朝起きた瞬間はだるいし目が冴えていないので何事にもやる気がなくなったような気分になる」というのはウソで「朝起きたらスッキリしていてバリバリ働いている方はいらっしゃいます。
それでも、朝に身体がだるいという方は何かが必ずおかしいのです。
原因は睡眠のリズムが朝方になっていなくて遅れているだとか眠りが浅いとか睡眠の質が悪いとかいろいろありますが、どうしたら朝早起きしてもだるくならないのか解説していきたいと思います。
目次
「朝はみんなだるいし眠い」は間違い?すっきり起きれる方法はあるのか
朝早起きしなくてはいけなくて早起きしているけど眠い方もいれば、朝早起きするとだるいから遅く起きている方もいらっしゃると思いますが、朝すっきり起きる方法はきちんとあります。
朝すっきり起きれるようになりたい方は「起きたい時間」を決めて、早起きしたら眠いとかだるいとかどんな理由があっても毎日必ず同じ時間にまずは無理やり起きるようにしましょう。
朝すっきり起きれる方法はあるのですが最初はどうしても無理やり起きるしかありません。
毎朝必ず同じ時間に起きるのは、睡眠のリズムをつくるためにとても重要なことです。これは「体内リズムで一定の時間に起きたらいい」というよりももっと違う理由があります。
「起きたい時間」に無理やり起きているとどうして朝に身体がだるいのが解消されていってだんだんすっきり起きれるようになるのでしょうか。
人が毎日同じ時間に起きるとだんだんすっきり起きれるようになるメカニズム
人は前の日起きた日と同じ時間の1時間前から「起きるホルモン」を分泌して体温を上げるなど起きるための準備をしてくれるため、そうすることで脳がいつ起きればよいのか覚えてくれるのです。
たとえば毎朝6時に起きるとします。すると脳は「いつも7時に起きているから、明日も6時に『起きるホルモン』を出そう」と睡眠のリズムを一定にしはじめます。
その結果、毎朝起きている時間になるときちんと体温が上がり脳も身体も自然と目が覚めるようになります。『起きるホルモン』を起きる時間の1時間前にきちんと出して、身体をだるくない状態で起こしてあげることが朝に身体がだるいのを改善するコツです。
毎日同じ時間に起きていないと脳が「起きるホルモン」を出すタイミングがわからなくなるため、体温を上げるなどの起きる準備もなしに突然起きることによる身体のだるさや重さが起こるのです。
なので同じ時間に起きることが朝に身体がだるいという問題を解決するのです。
何年も毎日同じ時間に起きて仕事に行ってるけどだるいよ!という方の問題点
何年も毎日同じ時間に起きて仕事に行ってるけどだるいよ!という方は自然にではなく目覚まし時計やスマホや携帯のアラームで起きていらっしゃいませんか?
睡眠の90分おきにくるレム睡眠とノンレム睡眠のリズムの切れ目と目覚まし時計が鳴るタイミングがズレている可能性があります。そのような方は起きる時間を1時間30分周期で決めるようにします。
あとは先程述べた前日に起きた時間の1時間前から脳が始める、体温を上げるなどの「起きる準備」ができるタイミングとアラームが鳴って目が覚めるタイミングがズレてしまっている可能性があります。
休みの日の次の日が特に朝だるいという方は休みの日にいつもと同じ時間に起きていますか?休みの日もいつもの時間に起きることで「起きる準備」を脳が何時にすればいいのかわからなくなって休みの次の朝がだるいのを防ぐことができます。
また、何年も毎日同じ時間に起きて仕事に行ってるけどだるいよ!という方でアラームのスヌーズ機能を使っているという方はスヌーズ機能が朝起きたら身体がだるいのの原因です。
(前の回で書いたスヌーズ機能の寝起きが悪くなる理由の詳細はこちらですよ。)
さまざまな方法を実践してもまだ朝早起きするとだるい方にはこちらのサプリメントがおすすめです。