「前は眠れていたのに最近眠れないんだよな…いつからかな…3週間くらい前かな…あ、ダイエット始めた頃だ。」
実はけっこう多いのがダイエットを始めてから眠れないという人です。まちがった方法でダイエットをすると質の良い睡眠をするのにあたって足りない栄養素が出てきて不眠になることがあります。
今回は管理人がダイエットの時に減らしてはいけない栄養素について解説していきたいと思います。
ダイエットを始めてから眠れないという時の原因
昔から「寝る子は育つ」というように人は食事から摂った栄養素を使って身体を修復したり成長させたりしますが、ダイエットによって質の良い睡眠するのに必要な栄養素や身体を修復するのに必要な栄養素が不足すると眠れなくなります。
質の良い睡眠をするのには欠かせない睡眠ホルモンの材料はトリプトファンという必須アミノ酸のひとつで、体内で合成することのできない眠るのに必須の栄養素です。
このトリプトファンは脳に運ばれると催眠・イライラの抑制・精神の安定・鎮痛などの効果があるセロトニンという幸せや安らぎを感じる脳内物質をつくる原料となります。
そしてそのセロトニンにはメラトニンという睡眠ホルモンの分泌を促す働きがあるのです。
食事にトリプトファンが豊富に含まれる食品を上手に取り入れながらダイエットをすることが、スリムな身体と健康でぐっすり眠れる生活を両方手に入れる近道となります。
ここで注意すべきことがトリプトファンだけではセロトニンは作られないということです。
セロトニンの生成にトリプトファンとともに必要なのがビタミンB群です。特にビタミンB6がたくさん必要でビタミンB1・B2・B12があるとさらにセロトニンの生成を促進することができます。
不眠にならないでダイエットをするポイント
トリプトファンは肉や魚や豆やナッツに入っていて炭水化物がないとホルモンを生成するエネルギーが不足するため主食を抜かずに減らして肉や魚や豆やナッツを食べることが重要です。
トリプトファンが足りなくならないために・・・
- 炭水化物(米などの主食)を抜かない。減らすのは半分までOK
- 紅茶やコーヒーの代わりに豆乳を飲むようにする
- 動物性タンパク質(肉、魚)をきちんと食べる
- 間食はスナック菓子ではなくナッツ類にする
- 豆腐・納豆など大豆製品を食べる
- できるだけ味噌汁を飲む
ビタミンB群が不足しないように・・・
- 魚を食べる(かつお・まぐろ)
- 大豆製品を食べる(納豆・豆腐・豆乳・味噌)
- 薬味として少量でよいので、にんにくを料理に入れるようにする
- バナナやアボカドを食べる(バナナにはトリプトファンもビタミンB6も豊富に含まれている)
理想は毎日これらを食事でバランスよく食べることです。やはりサプリメントで摂るよりは食事で摂る方が吸収率がよいので毎日の食事にこれらを取り入れることが一番です。
それができなかった忙しかった日にはトリプトファンとビタミンB群に加え、リラックスして睡眠の質を向上させる栄養素のGABAも配合されたこちらの休息サプリメントを飲むことがおすすめです。