日本全国では１００人に１人がかかってしまうと言われているくらいに高頻度で現れる恐れのある統合失調症。患者数は年々増えるばかりでトラブルに見舞われている人も多くなってきています。
統合失調症が原因で不眠症にかかってしまい眠れない状態になってしまう人もおり、私の親しい知人の一人にも統合失調症からの不眠症で悩まされている人がいてよく相談に乗っていました。
その際の体験談なども交えていきながら統合失調症によって眠れない不眠症になってしまった時にどのような対策をしていくべきなのか解説していこうと思います。
統合失調症と不眠症は紙一重
統合失調症というのは幻覚や妄想などがひどくなり日常会話や人との付き合いなどすらも上手くいかなくなってしまう一種の精神疾患となっています。
どうしてもこういった精神疾患は慢性的に症状が出てきて放置しておくとさらに悪化していく傾向が強くなっているので、歪んだ行動や言動に自分で気づけずに他人に迷惑をかけてから気づいて自己嫌悪に陥るパターンが多くなります。
一見するとそれは不眠症で眠れないというような症状とは特に関係性がなさそうに見えるかもしれません。
しかし、そもそも不眠症の原因を辿って行くと精神面の疾患などから派生している例が多いということもあり、統合失調症とは実際のところかなり深い関係性があります。
統合失調症と不眠症の発症時期は近い場合が多い
統合失調症の原因は多岐にわたりますし、人によって違っているので一概には言えませんが人生の転機となる進学や就職、独立や結婚といった大きなライフイベントをきっかけとして発症してしまうことが多くなっています。
統合失調症から不眠症になってしまう人は大体こういったタイミングで先に統合失調症にかかってしまって、その後に気づいたら眠れなくなっていたというようなパターンもよくあります。
私の知人が統合失調症にかかったのは受験に失敗してしまい、家のお金もなく若くして望まぬ就職をした後くらいの時期からです。
持ち合わせているストレス耐性や精神力の強さがあまり多くないのに過剰なストレスを一気に浴びてしまうとそれが原因となって精神崩壊から分裂を招いてしまうのです。
実際の知人の体験談
私の知人が統合失調症と不眠症の両方に悩まされていた時は最初にまずは精神科に入院することになりました。
何度か面会などに行ったのですが、数ヶ月入院しても完治に至ることはなく、その時は完治しないまま３ヶ月で退院となりました。
それ以降は薬物を使った両方を行いながら何とかまずは統合失調症の症状が表に出てきてしまうことがないようにしながら日常生活を送るようになっています。
薬を飲んでいれば幻覚や妄想癖や虚言癖などの症状は抑えられますが、不眠症で眠れない症状まで同時に改善することはできていません。
不眠症の改善のために睡眠薬も同時に服用している時期があったのですが、薬漬けになっているようで副作用が更に悪化してしまう結果となっていました。
改善の傾向が見え始めたきっかけになったのは、精神面の負担の軽減と不眠の解消をまずは優先するために睡眠サポートサプリメントを使い始めたところからです。
テアニンやグリシン、GABAやトリプトファン、さらにはラクティウムなどのような精神に直接降り掛かってくるストレスなどを軽減して睡眠を促してくれる効果のある成分が多数入っているサプリメントを飲みだしたところ副作用などもなく薬なしで眠れるようになっていきました。
それをきっかけとして今までの不眠によるストレスなどがなくなってきたからか、統合失調症自体の症状も大幅に改善されてきて、そこからさらに３ヶ月でついには統合失調症のための薬を飲まなくてもサプリだけで平常状態を保つことができるようになりました。
薬を毎月買って病院に通院し続けるよりはサプリメントを使ったほうが圧倒的にコストを抑えることもできますし、何より副作用の心配が全くないというところが一番大きなメリットといえるでしょう。
まとめ
今回は統合失調症からの不眠症で眠れないという状況になってしまった際の体験談と、実際に上手く両方の症状を緩和することができた対処法についてお伝えしてきました。
どちらか一方の症状でも十分すぎるくらいに辛いのに、統合失調症と不眠症の両方に同時に悩まされることになるなんてまるで神のいたずらか？と思ってしまうレベルの問題です。
しかし、気に病んでばかりでなにもしないでいても状況が好転することはないので、今回の体験談の中で紹介した対策方法なども取り入れていきながら改善に向けて動き出してみてはいかがでしょうか。
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