今や日本人の2人に1人はガンになるというほどガンが珍しくない身近な病気となっています。ガンで大切なご家族を亡くした方も多いでしょう。ストレスを溜めるとガンになりやすいといいますが睡眠不足はどうなのでしょうか?
今回は管理人が睡眠不足になるとガンになりやすいのか解説していきたいと思います。
ストレスを溜めるとなぜガンになりやすいのか
ストレスを溜めるとガンになりやすいというのはよく聞く話ですがなぜなのでしょうか。
緊張すると指先が冷たくなることからもわかるように、ストレスを感じて交感神経優位の時は血管が収縮するため身体の血液の巡りが悪くなって身体が冷えます。
すると体温が低くなり身体の隅々まで酸素が十分に運ばれなくなります。近年の研究ではこうした状態が「がんの発生に適した環境」であることがわかってきました。ガンになる人には低体温の人が多いと言われています。
その理由は、低体温ではガン細胞の増えるスピードが速くなるからです。身体の中の細胞には、温度の高い環境に適したものと温度の低い環境に適したものがあり、その中でもガン細胞は温度の低い環境に適した細胞であるためです。
実は、健康な人でもガン細胞は毎日できては消えできては消えています。
それでもガンにならずに健康でいられるのは、ガン細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞のおかげなのですが、この細胞は寝ている間に活性化されるため、睡眠不足になるとガンになりやすくなるのです。
睡眠不足になるとガンになりやすくなる
寝ている間に分泌される成長ホルモンには細胞の修復・再生をする働きがあるため、睡眠には身体を修復して体力を回復させることで、病原体(菌やウイルス)や病気への抵抗力・免疫力を高める働きがあります。
また、成長ホルモンの分泌が盛んな睡眠中には睡眠ホルモンのメラトニンも分泌されており、メラトニンの抗酸化作用と免疫細胞であるナチュラルキラー細胞の活性作用などにより、質のよい睡眠は免疫力をアップさせることができます。
しかし睡眠不足になるとこの作用が不十分になって免疫力が下がります。そうすることで睡眠がきちんと摂れていた時にはできては消えできては消えしていたガン細胞ができた時に消えにくくなってしまうのです。
ナチュラルキラー細胞はリンパ球の一種で睡眠中や体温が37度以上の時に活性化がより進むのですが、睡眠不足だと成長ホルモンが十分に分泌されないため細胞の修復や再生が十分に行われないこともガン細胞が消えにくい原因となります。
またガン細胞の分裂を抑制する遺伝子というものがあるのですがそれが低体温や低酸素の環境では働きにくいという理由でもガン細胞ができた時に消えにくくなってしまいます。
これらが睡眠不足でガンになりやすくなる大きな理由です。
また成長ホルモンが十分に分泌されないと代謝が下がって低体温になりますので、先程のストレスを溜めるとガンになりやすいのと同じ理由でガン細胞が増えやすい体内環境になってしまうのです。
そのことからも質のよい睡眠を十分に摂ることと体を温めることの大切さがわかりますね。しかし逆に言えば身体を暖めて質のいい睡眠を摂ればガン細胞が発生しにくい体内環境になるということです。
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