寝不足が続くと髪の毛がパサパサになる理由

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寝不足が続いていると髪の毛が痛んでしまったことはありませんか?

髪の毛はタンパク質やアミノ酸から作られているものなので、それらの栄養素が不足してくると髪の毛の栄養源がなくなるので髪が弱ってパサパサしてくることはあります。

今回は管理人が寝不足するとがパサパサになる理由について具体的に解説して解決策を何パターンか紹介していこうと思います。

寝不足で髪の毛が痛む原因

寝不足が続いたり、睡眠時間が足りない状況が続くと普通は肌が荒れたり風邪を引いたり色々と影響が出てくるものです。

髪の毛がパサパサになるのもそれらと同じく寝不足が影響してくることがあります。

寝不足により新陳代謝が悪化する

人は1日にどれくらい寝るべきかという最低限の基準がある程度決まっています。無駄に長時間寝続ければいいというわけではありませんが、著しく睡眠時間が足りないと新陳代謝が悪化してしまいます。

新陳代謝が悪化すると古い細胞などがそのまま残り、新しい細胞が生まれるのを邪魔してしまいます。

これは普通は肌に当てはめられて説明されることが多いですが、髪の毛でも理屈は一緒なのです。

成長ホルモンの分泌力が落ちる

寝不足は成長ホルモンの分泌力を低下させてしまいます。

成長ホルモンというのはその名のとおり体の成長を促す機能を持つホルモンのことを言います。

皮膚や髪の毛の受けたダメージを修復する働きを持つのも成長ホルモンです。

寝不足のせいでそんな成長ホルモンの分泌量が減少してしまうと日中に紫外線や乾燥などで受けた髪の毛のダメージを睡眠中に回復させることができなくなります。

1日や2日ではその影響は見えないかもしれませんが、何日もそんな日が続いてしまうと見た目にもわかるくらいの影響が出てしまう事があります。

成長ホルモンが髪の毛以外の修復で使われる

寝ている間には成長ホルモンが分泌されて身体のメンテナンスをしてくれてるので細胞の再生や修復が可能になります。

しかし、肌荒れや爪の荒れなどがひどい方が睡眠中に分泌された成長ホルモンが髪の毛以外の細胞を修復するために使われてしまいます。そうなると髪の毛のダメージ修復に回すだけの成長ホルモンが足りない状況になります。

別の理由で肌荒れなどが多い人こそ睡眠をしっかり取るようにして成長ホルモンの分泌力低下を防ぐ必要があるのです。

睡眠の質が落ちても髪の毛に影響がある

単純に睡眠時間が足りていないのも問題ですが、睡眠時間はそこまで不足していなくても睡眠の質が低いと髪の毛に悪い影響を与えてしまうことがあります。

そのため肌や髪、爪の荒れを解消してキレイを維持するためには成長ホルモンをしっかり分泌させるための質の高い睡眠をとる必要があります。

睡眠時間は十分に確保していて不足はしていないのに髪がパサパサする場合は、睡眠の質が落ちていて十分な量の成長ホルモンが分泌されていないことが原因と考えられます。

身体が十分にメンテナンス出来ていないので髪の毛の乾燥や荒れが解消されない状態になるのです。

髪の毛の修復は後回しになりやすい

身体の各組織のうち生命を維持する上でより重要な役割を担っているのは、脳や内臓組織です。

一般的にはそうした生命機能を維持するために重要な組織ほど、成長ホルモンは優先的に修復して再生します。

そのため肌や髪や爪は修復が後回しになりやすい場所です。

つまり、寝不足などが原因で成長ホルモンの分泌が不足すれば真っ先に影響を受けるのが肌や髪や爪になるです。

ちなみに抜け毛の原因は遺伝・男性ホルモンの多寡・栄養不足・加齢など様々な原因がありますが、成長ホルモンの不足も抜け毛の原因の一つです。

成長ホルモンを分泌させる睡眠をとる

成長ホルモンは肌や髪や爪の修復に関わるだけでなく代謝を高めて細胞の修復や再生を促す働きをしています。

「寝る子は育つ」という言葉通り睡眠中に活発に分泌されるホルモンですが、成長ホルモンの分泌には「条件」があります。

その「条件」を満たした睡眠をとることで初めて十分な量の成長ホルモンが分泌され、それによって代謝がよくなりデトックスされます。

すると肌や髪や爪の細胞が修復・再生されてキレイが保てるようになるのです。

では成長ホルモンが分泌される条件について解説していきたいと思います。

成長ホルモンが分泌される条件

成長ホルモンは夜寝てる間に常に一定に分泌されるわけではなく、特に寝付いてから30分後から3時間の間に入る「ノンレム睡眠」という深い眠りの時に一気に出ます。

寝付いてから3時間までの睡眠の質がカギになる

肌や髪や爪の修復は寝付いてから3時間の眠りの間にほとんど行われます。

そのため寝付いてから3時間の睡眠の質をいかに上げるかが「寝不足で髪がパサパサする」のを解決するカギになるのです。

しかし寝る前になっても精神的な家事や仕事の疲れが残っていると精神的な疲れは交感神経を優位にします。

交感神経が優位なままだと寝てもノンレム睡眠という浅い眠りになってしまい成長ホルモンは分泌されにくくなります。

重要なのは寝る前にいかにリラックスした状態を作って自然な眠りを取るようにするかというところです。

栄養バランスも考える

またどんなに深い眠りについていても食事の栄養バランスが偏っていて成長ホルモンの材料が揃っていなければもちろん成長ホルモンは十分に分泌されません。

深い眠りについて成長ホルモンを十分に分泌させるにはトリプトファン・ビタミンB1・B2・B6・B12・ビタミンCなどの栄養素が必要です。

成長ホルモンは基本的にはアミノ酸で構成されており、アミノ酸から成長ホルモンを作る時にビタミンB1・B2・B6・B12・ビタミンCなどの栄養素が必要なのです。

食事からすべてを補うのは難しい

肉や魚はアミノ酸が豊富でアミノ酸スコアが100(アミノ酸のバランスがいい)なのですが肉や魚などの動物性タンパク質は、なんと消化する時にビタミンやミネラルを消費してしまうのです。

これがビタミンが足りない原因になります。

ですからできるだけ大豆など植物性タンパク質を摂れる食品からタンパク質を摂るようにしましょう。

ですが植物性食品のみではアミノ酸スコアが低くなってしまいがち(アミノ酸にもいろいろ種類があるのですが、そのバランスが偏りがち)なので、不足するアミノ酸を補う食品と組み合わせたりしなくてはいけなかったりと実は大変なのです。

動物性タンパクと植物性タンパクをどちらも摂っていくことが大切です。でも肉や魚などの動物性タンパク質は消化する時にビタミンやミネラルを消費してしまうので一緒にたくさんの野菜を摂ることが必要です。

ここまでの話を全て守ろうとして動物性タンパク質も植物性タンパク質もたくさんの野菜も3食バランスよく摂ろうとするとまず間違いなく月の食費が結構高くなりレシピを考えるのも大変です。

食事から摂るのがもちろん一番よいのでできる方にはぜひそうして頂きたいのですが、子供がいて時間のない方やお仕事をされている方はアミノ酸とビタミンB1・B2・B6・B12・ビタミンCのサプリメントを利用するのがいいでしょう。

まとめ

今回は寝不足で髪の毛がパサパサになってしまうという悩みの原因と解決方法についてまとめてきました。

寝不足はもちろん髪の毛に悪い影響を与えますが、寝不足ばかりではなく睡眠の質なども髪の毛には悪影響を与えます。

髪の毛をケアするシャンプーやトリートメントを使うだけでなく、質の高い睡眠をしっかりとるようにするのが理想です。

寝不足でなかなか髪のパサパサが取れなくて悩んでいる方や髪のケアに時間が割けない方はまずは睡眠の質を高める事ができるサプリメントなどを利用してみるのが良いでしょう。

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